レブロンが守備を完璧に騙す見事なノールックパス
さすがキングとしか言いようがないほどスタイリッシュで美しいアシスト。コートにいた選手たちだけでなく、テレビで試合を見ていたファンたちの多くも騙されてしまったに違いない。
現地11日にステイプルズ・センターで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズ戦の第2Q終盤、キャブスがオフェンスリバウンドを確保してレイカーズの守備がやや混乱状態にある中、ボールを手にしたレブロン・ジェイムスは、ウィングでキャッチ&シュートの体勢に入っていたカイル・コーバーに向けて軽くパスフェイク。インサイドにいたディフェンダー2人がコーバーへのクローズアウトに飛びついた瞬間、カットしたアンテ・ジジッチにノールックでワンハンドパスを出し、イージーダンクにつなげた。
https://twitter.com/cavs/status/973019702950641664
何度ももリピート再生したくなる芸術的なパスだ。
この日のレブロンは24得点、10リバウンド、7アシストの活躍を見せたが、試合はホームチームのレイカーズが127-113で快勝。ジュリアス・ランドルがキャリアハイの36得点、14リバウンド、7アシストで大暴れした他、ベンチ出場のアイザイア・トーマスが20得点、9アシストを記録して勝利に貢献し、半シーズン在籍した古巣相手にリベンジゲームをやってのけた。レイカーズがレブロン率いるチーム(キャブスとヒート)に勝利したのは、2012年3月のヒート戦以来6年ぶりとなる。
▼ランドルのキャリアハイ
敗れたキャブスはレブロンの他、初の古巣凱旋に先発センターとして出場したラリー・ナンスJr.が16得点、8リバウンドをマーク。同日にインディアナ・ペイサーズがボストン・セルティックスに勝利したことで、イースト4位に転落した。
ボックススコア:「NBA」