レブロンがデアンドレ・リギンスを高く評価、「ダイヤモンドの原石」
オフシーズンにクリーブランド・キャバリアーズと契約し、現在は負傷離脱中のJ.R.スミスの代わりに先発SGとして出場しているデアンドレ・リギンス。今季開幕前はほぼ無名の選手で、キャブス加入からまだ間もないが、ディフェンスの良さと常にハードにプレーする一生懸命さから、すでにチームメイト、特にレブロン・ジェイムスからの信頼を勝ち取りつつあるようだ。
レブロンは地元紙の取材で、リギンスのパフォーマンスを元シックスマンのマシュー・デラベドバと比べながら、「キャブスにとってダイヤモンドの原石」と高く評価した。
「デリーがチームにもたらしてくれたものは闘志だった。『周囲の声は気にしない。俺は守備のため、プレーで貢献するためにフロアに立っている。お前は通用しない、なんて周りから言われても関係ない。それを乗り越えてやる』という闘志だ」
「今季序盤、開幕から数週間は、その闘志がデリーと共にチームから消えてしまっていた。だがリギンスが再びそれをもたらした。彼はチームにあの闘犬のような精神を与えてくれる。『俺はただ仕事をこなすだけ。お前はまだ俺の名前やプレーを知らないだろう。だが、すべてのポゼッションでお前に楽はさせない』という精神。リギンスからそれを得ている。チームにとっては大きなプラスだ」
– レブロン・ジェイムス
2011年ドラフトでマジックから53位指名を受けたリギンスは、2012-13シーズンにオクラホマシティー・サンダーで39試合に出場するも、その年のオフシーズンにドメスティック・バイオレンスで逮捕される不祥事などがあってチームを解雇。そこからしばらくNBAから遠ざかっていたが(Dリーグで2度DPOY受賞)、今季のキャブスで守備力を買われてチャンスをつかみ、10試合のスタメン出場を含む24試合で3.0得点、1.8リバウンドを平均している。
現地25日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのクリスマスゲームでは、主にステファン・カリーのガードを任され、昨季MVPをFG11本中4本の15得点に抑えるのに大貢献した。
参考記事:「cleveland.com」