デイミアン・リラードがキャリアハイ51得点でウォリアーズを破壊
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、現地19日にモダ・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で自己キャリア最多となる51得点をマークし、チームを勝利に牽引。ブレイザーズはオールスターブレイク明け初戦を137-105の大金星で飾り、NBA王者に今季5敗目を与えた。
この日のブレイザーズは、リーグ首位のウォリアーズ相手に序盤から圧倒的なシューティングパフォーマンスをみせ、第2Q残り7分でさっそく54-35の19点リードを奪取。対するウォリアーズはそこから27-14のランで反撃し、ハーフタイムまでに点差を6点に削ることに成功するも、後半に入るとリラードが大爆発してゲームを支配する。
▼リラード、キャリアハイ51得点
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 31 | 31 | 17 | 26 | 105 |
POR | 42 | 26 | 36 | 33 | 137 |
この試合でリラードは、9本のスリーを含む28本中18本のフィールドゴールに成功。さらに7アシスト、6スティールを獲得した他、ターンオーバーが0回と、ガード選手として完璧すぎる数字を残した。第4Qには5分の出場で5本中5本のスリーを沈め、21得点を挙げている。
「素晴らしい気分だ。特にリーグのベストチームが相手だったからね。50点をスコアしたのは9thグレード(高校1年生)の時以来だよ」
– デイミアン・リラード
今シーズンに50点ゲームを達成したのはリラードで6人目(カリー×2、ハーデン、バトラー、カズンズ、ウォーカー)。ブレイザーズの選手では、2010年1月のアンドレ・ミラー(52得点)以来6年ぶりとなる。
ブレイザーズは他に、C.J.マッカラムが21得点、7アシストをマーク。今季最大点差での惨敗を喫したウォリアーズは、ステファン・カリーがチームハイの31得点、5アシストで奮闘したが、チーム全体で20ターンオーバー(第3Qだけで13回)とケアレスミスが目立った。
▼カリー、31得点
これでスパーズ、サンダーを含め、ウェストのトップ3チームがオールスターブレイク後の最初の試合に敗北。ウォリアーズの成績は48勝5敗となり、シカゴ・ブルズの歴代NBA記録(72勝10敗)を破るには、シーズン残り29試合で25勝を挙げなければならなくなった。そのうちの3試合がスパーズ、2試合がサンダー、2試合がクリッパーズとの対戦となる(4試合がアウェイ)。
ボックススコア:「NBA」