ラプターズファンの間で「コロコロ」が流行るかも?
25日に行われたトロント・ラプターズ対ブルックリン・ネッツのシリーズ第3戦で、一風変わった方法でチームを応援するラプターズファンの姿がテレビカメラに映し出され、ネットユーザーの間で話題となった。
以下は、第1Qにラプターズのカイル・ローリーがスリーポイントシュートを決めたときの映像。客席に「コロコロ粘着テープ」(Lint Roller)で胸のあたりを掃除しながら必死に声援を送るラプターズファンが一瞬だけ写る。
一体なんのこっちゃと思ったら、どうやらコロコロの発端はラプターズのブランド大使であるトロント出身のミュージシャン、ドレイク(Drake)にあるらしい。
こちらは、22日のラプターズ対ネッツ第2戦での一コマ。会場の熱狂した雰囲気とは裏腹に、サイドラインの超特等席で一心不乱にコロコロに勤しむドレイクの姿がそこにはあった。
いつどこで身だしなみを整えようともドレイクの勝手だが、わざわざ球場までコロコロを持ちこみ、大事なプレイオフの試合中に一生懸命コロコロするコミカルさが話題となり、各スポーツメディアもこのことを一斉に取り上げた。
するとその翌日、予想外の大反響を知ったドレイクがオリジナルのロゴを作成してInstagramに公開。
投稿は10万件近い「Like」を受け、コロコロはファンたちの間でさらに広がっていった。今ではラプターズの半公式プレイオフ応援グッズになりそうな勢いだ。
▼さっそくファンが試作品を作成
Okay now we are getting far too creative with this lmao ! #Raptors #NoNewLint @Cabbie pic.twitter.com/rfYKzXZqr9
— CarChen (@CarChen) April 25, 2014
30日にトロントで行われる第5戦では、コロコロを手にした多くのラプターズファンがみれるかもしれない。
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第3戦は、終盤の接戦の末、ホームのネッツが102対98でラプターズに勝利し、シリーズを2勝1敗とした。
今年のプレーオフは例年よりもトップシードが大苦戦しており、第1ラウンドの8シリーズの内5シリーズで下位シード(5位~8位)がリードしている。25日の時点で無敗のチームは昨季王者のマイアミ・ヒートだけだ。
Thumbnail:「@CarChen/Twitter」