ラマーカス・オルドリッジがスパーズ移籍後で最多の41得点
サンアントニオ・スパーズのラマーカス・オルドリッジが、現地29日にAT&Tセンターで行われたメンフィス・グリズリーズ戦で今季一のスコアリングパフォーマンスを披露。自己シーズンハイかつ移籍後で最多タイとなる41得点をマークし、スパーズを3連勝に導いた。
この日のオルドリッジは、序盤からジャンプショットの切れが非常に良く、試合開始から7分間でチーム19得点中17得点をスコア。復帰したばかりのトニー・パーカーとの息もぴったりで、37分の出場で3本のスリーを含む24本中17本のフィールドゴールを決めた。スパーズの選手が25本未満のショットアテンプト数から40得点以上をあげたのは、2008年2月のマヌ・ジノビリ(FG18本中13本の44得点)以来約10年ぶりとなる。
スパーズ(14勝7敗)はオルドリッジの他、クラッチタイムに2本のスリーを沈めたパティ・ミルズが13得点/5アシスト、守備で活躍したカイル・アンダーソンが10得点/4スティールをマーク。復帰2試合目のパーカーも好調で、18分の出場で10得点/5アシストを記録した。やはりパーカーのペネトレーションとピック&ロールがあるとスパーズオフェンスの幅が広がり、オルドリッジもリズムをつかみやすくなる。
▼スロー・モーは長いリーチでスティール連発
9連敗となったグリズリーズ(7勝13敗)は、タイリーク・エバンスが22得点、マルク・ガソルが10得点、7アシストを獲得。司令塔のマイク・コンリーが不在ながらも、後半には、ガソル弟のローポストに対して必ずダブルチームにいくスパーズディフェンスを逆手に取って、オープンスリーを高確率で沈め、第3Q序盤の15点ビハインドから第4Qに3点差まで巻き返して善戦した。
ボックススコア:「NBA」