ルカ・ドンチッチが史上2番目の若さでトリプルダブル!!
10代の選手がトリプルダブルを記録するのはNBA史上2人目だ。
ダラス・マーベリックス新人のルカ・ドンチッチが現地21日、ファイサーブ・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックスとの試合で18得点、11リバウンド、10アシストをマーク。リーグ1年目、19歳と327日の若さでキャリア初のトリプルダブルを達成した。
昨季のマーケル・フルツ(19歳と317日)に次いで史上2番目の若さでのTDだ。
▼NBAのトリプルダブル最年少記録
- マーケル・フルツ:19歳317日(13得点、10アシスト、10リバウンド)
- ルカ・ドンチッチ:19歳327日(18得点、10アシスト、11リバウンド)
- ロンゾ・ボール:20歳15日(19得点、13アシスト、12リバウンド)
- レブロン・ジェイムス:20歳20日(27得点、10アシスト、11リバウンド)
- デニス・スミスJr.:20歳34日(21得点、10アシスト、10リバウンド)
- ラマー・オドム:20歳54日(10得点、10アシスト、13リバウンド)
- ジョン・ウォール:20歳65日(19得点、13アシスト、10リバウンド)
- マジック・ジョンソン:20歳75日(15得点、10アシスト、10リバウンド)
なおマブスの選手がルーキーシーズンにトリプルダブルを達成するのは、ジェイソン・キッド(1994-95)、デニス・スミスJr.(2017-18)に次いで、ドンチッチが球団史上3人目となる。
10代でトリプルダブルという偉業を達成したこの日のドンチッチだが、FG17本中6本の成功とシューティングが好調だったとは言えず、マブスは106-116でバックスに敗北。ドンチッチは試合後、「まったくいいプレイができなかった。決められたはずのショットを何本もミスしてしまった」とキャリア初のトリプルダブルを喜ばなかった。
5連勝でイースト首位の維持に成功したバックスは、ヤニス・アデトクンボが31得点、15リバウンド、5アシストでチームを牽引。エリック・ブレッドソーが21得点をあげた他、ブルック・ロペスが16得点、10リバウンド、5ブロックでオールラウンドに活躍している。
個人的に、今季リーグで首位の成績と+/-を誇るバックスからは、アデトクンボの他にせめてもう1人オールスターに選出されるべきだと思う。ただ今のバックスは選手層が厚すぎて、明確なナンバー2を決めるのが非常に難しい。得点面ならクリス・ミドルトンだが、ディフェンスを含めた総合的な面で見ればブレッドソーになるか…。
一方のマブスはこれで4連敗。ここ20試合で5勝15敗と大失速しており、このままウェストのプレイオフレースから脱落しそうな勢いだ。
ボックススコア:「NBA」