ルオル・デンがウルブズと契約合意
「ティンバーブルズ」の完成形まであと一歩。ジミー・バトラー、タージ・ギブソン、デリック・ローズに次いで、ルオル・デンも再びトム・シボドーHCの指揮下に入る。
ESPNによると、レイカーズとの契約バイアウトでFAとなっていたデンが、現地10日にミネソタ・ティンバーウルブズとの契約に合意。契約内容は、1年/240万ドルのベテランミニマムになるという。
昨季のデンは、若手育成を最優先するレイカーズで飼い殺し状態になり、出場したのはシーズン開幕戦のわずか1試合のみ。ロケッツやラプターズなど優勝候補チームもデンの獲得に関心を示していたそうだが、デンはHCからチームメイトまで馴染みの顔がたくさんいるウルブズを選んだ。ただ報道によれば、シボドーHCはデンとの契約交渉の際にプレイタイムを約束することはなかったようなので、来季開幕時にデンがどれだけの出場機会や役割を得られるかは、トレーニングキャンプやプレシーズンの出来次第だ。
デンは丸1年ほど公式戦から遠ざかっていたため、すぐに以前のレベルでプレイできるかは分からないが、ベンチのウィング層が薄かったウルブズにとって、ミニマム契約でデンクラスの選手を獲得できたのは大きい。
参考記事:「ESPN」