マヌ・ジノビリがサンアントニオ・スパーズの特別アドバイザーに就任
アルゼンチンのレジェンドがサンアントニオに戻ってくる。
サンアントニオ・スパーズは現地24日、2018年に現役を引退した元オールスターのマヌ・ジノビリがチームのバスケットボール運営部門の特別顧問に就任することを発表。オン/オフコートにおける若手選手たちの育成がジノビリの主な仕事になるという。
アルゼンチン出身のジノビリは、2002年から2018年の16シーズンをスパーズでプレイ。ティム・ダンカンやトニー・パーカーと共に4度の優勝を達成した他、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ2回、2008年にはシックスマン・オブ・ザ・イヤーに選出された。NBA史上最高のシックスマンの一人と言われるほど輝かしいキャリアを送り、通算スティール数(1392本)とスリー成功数(1495本)でスパーズ歴代1位、アシスト数(4001本)で4位、得点(1万4043点)で5位の成績を残している。
若手時代は自由気ままなプレイスタイルでコーチ陣と衝突することもあったらしいジノビリだが、キャリア終盤には理想的なメンターへと成長し、ロッカールームのリーダーとしてもチームに大貢献。ESPNによると、グレッグ・ポポビッチHCやRC・ビュフォード球団社長は、2018年からジノビリをスパーズのコーチングスタッフに勧誘していたそうだ。
▼今月半ばにスパーズ選手たちが地域交流で先住民の文化施設を訪問した際には、ジノビリがチームの引率を務めた模様
2004年のアテネ五輪でアメリカを破って金メダルを獲得するなど、アルゼンチン代表選手としても伝説を残したジノビリ。再建真っただ中のスパーズにとって、レジェンドの入閣は大きなプラスになるだろう。
▼GINOBILI!!!
参考記事:「ESPN」