元ドラ1のマーケル・フルツ、14カ月ぶりの復帰戦で10得点マーク
NBAでは現地2月28日、オーランド・マジックとインディアナ・ペイサーズがアムウェイ・センターで対戦。後半の主導権を握ったマジックが119-103でペイサーズから快勝を収め、オールスターブレイク後の成績を2勝0敗とした(シーズンでは15勝47敗で最下位)。
この日の試合では、2017年ドラフト全体1位指名のマーケル・フルツが、前十字靭帯断裂の怪我から約1年と2カ月ぶりに戦線復帰。ベンチから16分の出場で10得点/6アシストをマークして、マジックの勝利に貢献した。
▼第3Qに見せたスピンからのフェイダウェイが美しかった
前十字靭帯断裂からの復帰戦としては上々すぎる出来栄え。むしろ怪我前よりも爆発力が上がっているようにすら見えた。
今のマジックはフルツの他にも、新人のフランツ・ワグナーやジェイレン・サグス、2年目のコール・アンソニー、ウェンデル・カーターJr.や負傷離脱中のジョナサン・アイザックなど、各ポジションで25歳以下の若手タレントが豊富。今季はリーグ最下位に甘んじているが、2022年ドラフトで引き当てるであろう上位指名選手を含め、2~3年後が非常に楽しみなチームだ。
一方で敗れたペイサーズは、2月のトレードデッドラインで加入したタイリース・ハリバートンがゲームハイの23得点、7アシストで奮闘。ハリバートンは移籍後の7試合で20.3得点、10.1アシスト、2.1スティール、スリー成功率46.8%を平均している。
ボックススコア:「NBA」