ポルジンギスとハーダウェイJr.の活躍でマブスが76ersを撃破
ダラス・マーベリックスが現地20日、ウェルズファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ers戦に117-98で快勝。エースのルカ・ドンチッチ不在の中で再びイースト強豪から敵地で金星をあげ、今季成績を19勝9敗とした。
マブスは4日前にもロードゲームでミルウォーキー・バックスの連勝記録を終わらせたばかりだ。
この日のマブスは、7点ビハインドに陥った第1Q残り7分から19-5のランですぐに逆転すると、そこからはシクサーズの反撃を牽制しながら最後までリードを維持。ティム・ハーダウェイJr.が27得点、クリスタプス・ポルジンギスが22得点、18リバウンド(自己ベスト)と、昨季1月のニックスとのトレードで加入した2人がチームを牽引した。
▼ポルジンギスは守備でも存在感を発揮
マブスは今季ロードでの成績を、バックスと並んでリーグ1位となる11勝2敗に更新。ドンチッチが負傷離脱してからの4試合で2勝2敗をあげている。ヒート、バックス、セルティックス、76ersとイースト上位チームとの対戦が続いただけに、ドンチッチ抜きだと全敗すら想定内だったが、そのタフスケジュールをイーブンで乗り切れたのは上出来だ。
一方で3連敗となったシクサーズ(20勝10敗)は、ジョエル・エンビードが33得点、17リバウンドで孤軍奮闘。この日の試合でも2-3のゾーンディフェンスに大苦戦し、オフェンスが上手く機能しなかった。76ersがホームで黒星を喫するのは今季2度目だ(14勝2敗)。
ユニコーンの完全復活は近い?
左ひざ前十字靭帯断裂の重傷から約1年半という長いリハビリ期間を経て、今季からようやく公式戦に復帰したポルジンギス。開幕最初の4~5週間は一桁得点に終わる試合が何度かあり、オフェンス面で安定していなかったが(ディフェンス面では最初から素晴らしかった)、最近はかなり本調子に近づいてきた印象だ。
特にここ4試合では連続で20得点ダブルダブルを達成。マックスサラリーのスター選手としてステップアップし、ドンチッチ離脱中のマブスをしっかりと引っ張っている。
ボックススコア:「NBA」