クリッパーズ、ヨーロッパ屈指のPGミロス・テオドシッチと契約へ
ついにユーロ屈指の司令塔がNBAにやって来る。
ESPNによると、セルビア代表のポイントガード、ミロス・テオドシッチが現地6日、ロサンゼルス・クリッパーズとの2年/1230万ドルの契約に合意。2年目がプレイヤーオプションになると報じられている。
2010年にユーロリーグMVPに輝いたテオドシッチは、CSKAモスクワに所属した昨季に16.1得点、6.8アシストを平均し、チームのユーロリーグFinal Four進出に大貢献。ディフェンスとフィニッシュが弱点とされているが、パスセンスは世界トップレベルで、2016年のリオ五輪でもチームUSA相手にクリエイティブなパスを披露するなど活躍し、セルビアを銀メダルへと導いた。テオドシッチがNBAのフロアに立つのをずっと待ち望んでいたファンも多いことだろう。
クリス・ポールのトレードでクリッパーズに移籍したパトリック・ビバリーは、テオドシッチの実力について、「今のNBAでベストパサーかもしれない。彼のバスケットボールIQは僕の知る中でも格別だ」と大絶賛。ビバリーは2009-10シーズンにギリシャのオリンピアコスBCでテオドシッチのバックアップPGを務めた経験があり、それから2人は兄弟のように仲良しだという。
テオドシッチが来季クリッパーズでどんな素敵なパスを見せてくれるのか本当に楽しみだ。CP3に代わるアリウープ・パートナーを手に入れたブレイク・グリフィンやデアンドレ・ジョーダンも喜んでいるかもしれない。
参考記事:「ESPN」