モントレズ・ハレルが2020の「シックスマン・オブ・ザ・イヤー」に選出
NBAは現地4日、2019-20シーズンのシックスマン・オブ・ザ・イヤーの受賞者を発表。ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルが選出された。
クリッパーズの選手がシックスマン賞に輝くのは、2018年と2019年のルー・ウィリアムズに続いて3年連続。さらに2014年と2016年にはジャマール・クロフォードが選出されており、球団通算で5回目の受賞となる。
NBAメディア関係者100人による投票の結果、ハレルは1位票58票で397ポイントを獲得。オクラホマシティ・サンダーのデニス・シュルーダーは、328ポイント(1位票35票)で僅差の2位だった。
昨年受賞者のルー・ウィリアムズは、127ポイント(1位票7票)で3位となっている。
▼投票詳細
個人的な感想としては、デリック・ローズにもっと票が入っても良かったのではと思う。
また、ドワイト・ハワードに1票投じられていたのが驚き。確かに今季のハワードは、昨季と比べて見違えるような活躍ぶりだったが、シックスマンというイメージがまったくない。
▼シーズンハイライト
今季のハレルは、63試合中61試合のベンチ出場からキャリアハイの18.6得点、7.1リバウンドを平均。ボックススコアの数字以上に、エネルギッシュなプレイでチームを盛り上げるのに貢献した。
▼ルー・ウィリアムズがサプライズ
ハレルは今オフに無制限のフリーエージェントとなる。
ハレルは現在26歳と全盛期真っただ中。やや不作気味の今季FAでは、目玉選手の一人になるはずで、大型契約を獲得するのは確実だろう。
すでにマックス契約を2つ(カワイ・レナードとポール・ジョージ)抱えているクリッパーズが、ハレルにどんなオファーをするのか注目したい。
参考記事:「NBA」