「ポルジンギス退場」に批判殺到、スター選手らもSNSで苦言
現地8月17日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ対ダラス・マーベリックスの第1ラウンドシリーズ初戦でのこと。マブスの6点リードで迎えた第3Qの序盤に、クリスタプス・ポルジンギスが2回目のテクニカルファウルをコールされて退場処分となった。
レフリーの説明によると、ポール・ジョージをブロックした際にコールされた1回目のテクニカルは、「ポルジンギスが審判に向けてエアパンチをしたため」とのこと。さらに2回目のテクニカルは、ルカ・ドンチッチとマーカス・モリスの小競り合いに割って入り「状況をエスカレートさせた」ためだという。
プレイオフの試合でここまで取り締まるのは、さすがに厳しすぎじゃない?
ポルジンギスと軽く揉み合ったマーカス・モリスも、試合後のインタビューで「テクニカルファウルをコールされるほどのことじゃなかった。プレイオフなんだから、ポルジンギスにはコートに残って欲しかったよ」とコメントしている。
ポルジンギスへの2度目のテクニカルファウルに対し、SNSなどネット上ではファンや関係者から批判が殺到。同僚のNBA選手たちからも苦言が上がっていた。
・レブロン・ジェイムス
「さすがにやりすぎだろ!!しっかりしてくれ」
・JJ・レディック
・ケビン・ラブ
「あれでクリスタプスを退場にするなんてありえない。彼はマブスのベストプレイヤー(ルカ)を守ろうとしていただけだ」
・スペンサー・ディンウィディー
「プレイオフで退場は勘弁してほしい」
・ダーク・ノビツキー
「あの退場処分はソフトすぎる…」
ノビツキーが試合の判定に物申すのは極めて稀な出来事だ。
試合は、クリッパーズが後半から主導権を握り118-110で勝利。カワイ・レナードが29得点/12リバウンド/6アシストでオールラウンドに活躍した他、ポール・ジョージが27得点をマークした。
▼PGがとどめの一撃
敗れたマブスは、ルカ・ドンチッチが42得点/9アシストを獲得。プレイオフデビュー戦としては歴代最多の得点らしいが、その一方で11ターンオーバーとミスも多かった。
ボックススコア:「ESPN」