ニコラ・ヨキッチが史上2人目の快挙、ノーミスでの30得点トリプルダブル達成
バスケットボールにおける「完全試合」的なパフォーマンスと言える。
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが現地19日、ペプシセンターで行われたフェニックス・サンズとのホーム開幕戦で、シュートを1本も外すことなく35得点のトリプルダブルを記録した。
この日のヨキッチは、31分の出場で11本中11本のFGを成功させ、35得点、12リバウンド、11アシスト、4スティールをマーク。フィールドゴールをすべて成功させただけでなく、二桁アシストをあげながらターンオーバーが0本と、まさにパーフェクトな試合内容だった(ただフリースローが11本中10本)。
ESPNによると、FG成功100%で30得点以上のトリプルダブルを達成したのは、ウィルト・チェンバレンに次いで、ヨキッチがNBA史上2人目だという。
ヨキッチの記録的な大活躍により、ナゲッツは119-91でサンズに圧勝。ヨキッチの他には、ジャマール・マレーが26得点、ゲリー・ハリスが18得点、ポール・ミルサップとウィル・バートンがそれぞれ14得点と、スターター5選手が二桁得点を獲得した。
敗れたサンズは、デビン・ブッカーがチームハイの25得点、7アシストをマーク。デビュー戦で絶好調だった新人のディアンドレ・エイトンはFG7本中2本の5得点に終わっている。
なお同日には、オーランド・マジックのニコラ・ブーチェビッチが76ers戦で27得点、13リバウンド、12アシストを記録し、キャリア2度目のトリプルダブルを達成。さらに前日にはペリカンズのニコラ・ミロティッチがキャリアハイ36得点をマークしており、ここ24時間はNBAの各地でニコラッチたちが獅子奮迅の活躍を見せた。
ボックススコア:「NBA」