デマーカス・カズンズがシーズンハイ31得点、自身4年ぶりの30得点超え!
現地3月4日に行われたデンバー・ナゲッツ対ヒューストン・ロケッツ戦で、元オールスターのデマーカス・カズンズが全盛期を彷彿させる支配的なパフォーマンスを見せた。
この日のカズンズは、ニコラ・ヨキッチの代わりに先発センターとして出場。23分33秒のプレイタイムで14本中10本のFG成功から31得点、9リバウンドをマークし、MVP不在のナゲッツを116-101での勝利に導いた。
かつてはリーグ屈指のセンターとして大活躍していたカズンズだが、2018年1月末に負ったアキレス腱断裂の重傷をきっかけにスターダムから転落。アキレス腱の治癒後も、大腿四頭筋断裂や膝前十字靭帯損傷といった深刻な怪我に苦しめられ続け、キャリアが大失速してしまった。
同日の試合では31得点/9リバウンドに加え、4アシストと3スティールを記録。第4Q序盤にはファンブルがダンクに繋がるなど、運も味方につけていたカズンズ。30得点以上をマークするのは、ペリカンズに在籍していた2018年1月22日のシカゴ・ブルズ戦(44得点)以来4年ぶりとなる。
カズンズは試合後、久々の30得点ゲームについて「すべてのポゼッションでベストなショットが打てるように、的確なプレイができるように努めた」とコメントした。
「僕は常に正しいプレイを心掛けていて、今夜の結果にはとても満足している。自分を信じてくれるコーチと球団、そして自分を支えてくれるチームメイトがいるからなおさらだ。これこそ僕が探し求めていた環境。だからフロアに立つ時は、常に僕のすべてを出し切るつもりでいる」
– デマーカス・カズンズ
ナゲッツ(37勝26敗のウェスト6位)はカズンズの他、グリーンコンビ(ジェフとジャマイカル)の14得点をはじめ、合計で7選手が二桁得点をマーク。敗れたロケッツ(15勝48敗のリーグ最下位)は、ドラ2新人のジェイレン・グリーンが18得点/7アシストで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」