ナゲッツがラスト3分の大逆転劇でウェスト2位の座を死守
今季ウェストの最終順位は、デンバー・ナゲッツにとって理想的な形になったと言えるだろう。
ナゲッツは現地10日、本拠地ペプシセンターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのシーズン最終戦に99-95で勝利。6年ぶりとなるプレイオフに2位シードでの出場を決めた。
勝てば2位、負ければ3位以下というマストウィンの状況で試合に臨んだこの日のナゲッツは、カール・アンソニー・タウンズ不在のウルブズに予想外の大苦戦を強いられ、第4Q残り3分30秒を切った時点で11点ビハインド。2位シードは絶望的かと思われたが、そこから15-0のランで奇跡的な大逆転劇を演じる。
執念で2位シードを維持したナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが29得点、14リバウンドでチームを牽引。終盤のカムバックでは、ウルブズをラスト3分間で無得点に抑えつつ、オフェンスではウィル・バートンやポール・ミルサップらがステップアップして3Pショットを連続で決めた。
ナゲッツはプレイオフ第1ラウンドでサンアントニオ・スパーズと対戦する。
ボックススコア:「NBA」