ユスフ・ヌルキッチ 「カズンズはそれほどタフじゃない」
ゴール下での体を張ったフィジカルなプレイスタイルで存在感を示しているポートランド・トレイルブレイザーズのユスフ・ヌルキッチ。ガンガン相手を挑発するトラッシュトーカーとしても知られており、オフコートでもインタビューなどを通して容赦なく毒を吐くことがある。
現地12日に行われたペリカンズ戦の試合後には、マッチアップしたオールスターのデマーカス・カズンズに向けて辛辣なトラッシュトークを仕掛けた。
「彼(カズンズ)はそれほどタフな選手じゃない。フロップングならオールNBAファーストチームだろう…。プレイオフにも出たことがない。彼は訳もなくトラッシュトークしているだけだ」
– ユスフ・ヌルキッチ
ヌルキッチは12日の対戦で19得点/3ブロックの好パフォーマンスを見せたが、対するカズンズは24得点/19リバウンド/8アシストで大暴れ。試合は119-113でペリカンズが勝利を収めている。
試合中に2人の間でどんなやり取りがあったのかはわからないが、カズンズはヌルキッチとの白熱したバトルについて、「個人的な感情なんてあるはずない」とコメント。またコート上でのトラッシュトークについても、「彼の言っていることは何も耳に入ってこない」と軽く一蹴した。
ヌルキッチは、ナゲッツにいた頃からカズンズに突っかかっている。
ヌルキッチ自身も、コンタクトの際にやや大袈裟なリアクションをするため、ファンたちから“フロッパー”と呼ばれることがある。ただその一方で、顔面への肘や股間への膝といったラフプレイを最も頻繁に受けている選手の一人なのは事実で、ヌルキッチが体のどこかを抑えながらフロアに倒れこんでいる姿は珍しくない。
『Five Thirty Eight』の記事によると、今季のヌルキッチが対戦相手からフレグラントファウルを稼いだ回数はリーグ最多で4回。スーパーダンカーだった頃のブレイク・グリフィン並みにフレグラントファウルの餌食となっている。今季リーグの合計フレグラントファウル数は43回なので、ヨキッチがその約10%を担っているわけだが、単純にゴール下の戦場を縄張りとしていることが原因なのか、それともトラッシュトークやユーロリーグ流のハードスクリーンが必要以上に対戦相手を苛立たせているのか…。
https://twitter.com/NBCSNorthwest/status/925930025840291840
参考記事:「Blazer’s Edge」