パウ・ガソル、ユーロバスケットの通算得点で歴代1位に
サンアントニオ・スパーズのパウ・ガソルが、また新たな偉業を成し遂げた。
現地7日に行われたFIBA欧州選手権(ユーロバスケット2017)グループ予選のスペイン対ハンガリー戦に出場したガソルは、第2Q中盤にスリーポイントショットを沈めて、同選手権におけるキャリア通算得点で1105点に到達。元フランス代表のトニー・パーカーが2015年に打ち立てた得点記録を追い抜き、ユーロバスケット史上1位に浮上した。
▼スリーで大記録樹立
▼ユーロバスケット歴代得点リーダー
選手 | 通算得点 | |
1 | パウ・ガソル(スペイン) | 1111 |
2 | トニー・パーカー(フランス) | 1104 |
3 | ダーク・ノビツキー(ドイツ) | 1052 |
この日のガソルは、20分の出場でチームハイの20得点、8リバウンドをマーク。スペインは87-64でハンガリーに快勝し、予選ラウンド無敗のグループC1位で決勝ラウンドに駒を進めた。スペインは王者に輝いた2015年大会から連勝記録を11に伸ばしている。
試合後、チームメイトのマヌ・ジノビリや弟のマーク・ガソルが、ユーロバスケットの歴代得点リーダーとなったガソルに祝福のメッセージを寄せた。
https://twitter.com/manuginobili/status/905836861091958788
ユーロバスケット2017では、現地7日で予選ラウンドすべての日程が終了し、グループAからはゴラン・ドラギッチ率いるスロベニアが、スペインと同じく5勝0敗の無敗で予選通過。グループBはリトアニアが4勝1敗で首位、グループDはセルビア、ラトビア、ロシアの3チームが4勝1敗のタイとなった。
決勝ラウンドは、現地9日からトルコのイスタンブールで行われる。
ボックススコア:「FIBA」