ピストンズとペリカンズが今季初黒星
NBAでは現地27日、今季無敗を維持していたデトロイト・ピストンズとニューオリンズ・ペリカンズの2チームが、シーズン1敗目を喫することとなった。
ピストンズは本拠地リトル・シーザーズ・アリーナで行われた試合で、ボストン・セルティックスに109-89で大敗。セルティックスの手堅い守備に大苦戦して、第2Q序盤で完全に主導権を握られ、今季絶好調だったブレイク・グリフィンはFG13本中2本の7得点に終わっている。
グリフィンとアンドレ・ドラモンドのツインタワーがいるピストンズに対し、この日のセルティックスはアーロン・べインズが欠場していたため、ディフェンスリバウンドの確保が不安要素になると思われていたが、チーム一丸となってボックスアウトを徹底し、相手のオフェンスリバウンドを阻止。カイリー・アービングとテリー・ロジアーのリバウンド数(15本)が、グリフィンとドラモンド(14本)を上回っていたのが印象的だ。
圧勝したセルティックスは、20得点を超えた選手が1人もいなかったものの、ジェイレン・ブラウンの19得点をはじめ、合計5選手が二桁得点をマーク。ゴードン・ヘイワードのコンディションもかなり良くなってきたと思う。
▼新人ロバート・ウィリアムズはアリウープで初得点
アンソニー・デイビスが欠場したペリカンズは、ホームで行われたユタ・ジャズ戦に132-111で惨敗。デイビス不在の影響は、オフェンス面はもちろんだが、それ以上にディフェンス面で大きく現れ、ジャズにペイントエリアで64点を許してしまった。
勝利したジャズは、リッキー・ルビオが28得点、12アシスト、FG成功率57%を記録。他には、ルディ・ゴベアが25得点/14リバウンド、ドノバン・ミッチェルがFG10本中7本成功から22得点と、スターターが大活躍している。ルビオのシューティングが好調な時のジャズは本当に強い。
なお同日には、ミルウォーキー・バックスが113-91でオーランド・マジックに快勝。これで今季無敗はバックスとトロント・ラプターズの2チームに絞られた。ラプターズとバックスは現地29日に直接対決する。
ボックススコア:「NBA」