ポーターの3連続ジャンパーでウォリアーズが頂上決戦に勝利、カリーはクリスマス自己最多得点
現地12月25日、ウェスト首位のフェニックス・サンズと2位のゴールデンステイト・ウォリアーズがフットプリント・センターで対戦。ウォリアーズが116-107でサンズとの頂上決戦を制し、リーグ1位の座を奪還した。
試合を通して点差が10点以上に広がらない大接戦となったウォリアーズ対サンズのクリスマスゲーム2021。正念場でゲームを大きく動かしたのは、今オフに1年のミニマム契約でウォリアーズに加入したオットー・ポーターJr.だ。
ウォリアーズの2点差で迎えた第4終盤、ポーターJr.は残り時間2分9秒から1分7秒の62秒間にかけてスリー1本を含む3本のジャンプショットに連続で成功。同時にウォリアーズは、ラスト3分間でサンズを無得点に抑える見事なチームディフェンスを展開して勝利を手繰り寄せた。
カリーのベスト・クリスマス
今季27勝6敗としたウォリアーズは、ステフィン・カリーがゲームハイの33得点をマーク。アンドリュー・ウィギンスやジョーダン・プール、アンドレ・イグダーラらが安全衛生プロトコルで欠場する中、他のロールプレイヤーたちがステップアップし、決勝点を決めたポーターJr.が19得点、ゲイリー・ペイトン二世が14得点、新人のジョナサン・クミンガが12得点で奮闘した。
カリーの33得点は、クリスマスゲームにおける自己ベスト。これまでカリーはキャリア12シーズン中8シーズンでクリスマスゲームに出場したが、20得点を超えたのは今回が初めてとなる。
敗れたサンズ(26勝6敗)は、クリス・ポールが21得点/8アシスト、デアンドレ・エイトンが18得点、ミケル・ブリッジズがスリー5本中3本成功から17得点をマーク。デビン・ブッカーは40分の出場で19本中5本成功から13得点と精彩を欠いていた。
ボックススコア:「NBA」