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ラプターズ ファイナル
2019 5 27

トロント・ラプターズが球団史上初のイースト制覇

ラプターズ 0

トロント・ラプターズが現地25日、本拠地スコシアバンク・アリーナで行われたミルウォーキー・バックスとのカンファレンスファイナル第6戦に100-94で勝利。0勝2敗からの4連勝でシリーズをひっくり返し、NBAファイナル進出を決めた。

ラプターズがイースタンカンファレンスを制覇するのは、1995年の球団設立から24シーズンで初の快挙だ。

OH YOU GOTTA LOVE IT! #WeTheNorth pic.twitter.com/0Rb90esN2I

— Toronto Raptors (@Raptors) May 26, 2019

▼ラプターも大はしゃぎ

@Raptors fans!! It took 24 years to be able to say this to you but you ALL deserve this!!! WE ARE GOING TO THE #NBAFINALS #WeTheNorth pic.twitter.com/s70TuooNfH

— The Raptor (@the_raptor) May 26, 2019

この日の試合では、崖っぷちに立たされていたバックスの立ち上がりが非常に良く、序盤からスリーとリバウンドでラプターズを圧倒し、前半を50-43でアウトスコア。対するホームチームのラプターズは、巻き返そうとする度に再び引き離される展開が続き、第3Q残り2分で15点ビハインドを背負うピンチに追い込まれたが、そこからエースのカワイ・レナードがステップアップしてゲームの流れを大きく変える。

まずラプターズはレナードの3点プレイを皮切りに10連続得点で第3Qをクローズすると、第4Q序盤のレナードがベンチに下がった時間帯も勢いを失わず、見事なチームワークからグッドショットを連発して一気に逆転。第3Q残り2分10秒から第4Q残り6分40秒にかけての約8分間を26-3で上回る怒涛のランを見せ、レナードのポスタライズダンクでリードを8点に広げた。

https://twitter.com/Sportsnet/status/1132478193129017344

その後バックスはブルック・ロペスの大奮闘で反撃して1ゴール差にまで迫ったが、ラプターズはレナードやマルク・ガソルがスリーを決めてリードを維持。試合ラスト2分間ではバックスのフィールドゴール成功を0本に抑える鉄壁の守備を展開して逃げ切った。

▼トロントのダウンタウンはお祭り騒ぎ

I can’t breathe. Nothing will ever beat this. I can’t. I’ve waited twenty years. I’m in tears. #WeTheNorth pic.twitter.com/id0ycLir7H

— Alex Forgay (@AlexForgay) May 26, 2019

Raptors win has the street crazier than the Inauguration #WeTheNorth pic.twitter.com/pUzJtAN6x4

— MercyGate (@mercygate01) May 26, 2019

ラプターズの4点リードで迎えた第4Q残り7秒、パスカル・シアカムが2本目のフリースローに失敗してしまうが、レナードがオフェンスリバウンドを確保。この時点でラプターズのファイナル進出がほぼ確定した。

選手やファンたちを含めアリーナ全体が終了のブザーを待たずにお祝いムードに包まれる中、レナードが「まだ終わっていないぞ」とチームに喝を入れる姿が印象的だった。さすが“レイ・アレン”の経験者。

第6戦でのラプターズは、カワイ・レナードが27得点、17リバウンド(キャリアハイ)、7アシストでチームを牽引。パスカル・シアカムが18得点、カイル・ラウリーが17得点/8アシストで勝利に貢献した。

今季ポストシーズンのレナードは18試合で31.2得点を平均。カンファレンスファイナルでは76ersとのシリーズほどジャンプショットを沈められなかったが、守備面で今季MVPのヤニス・アデトクンボをガードしつつ、特に第5~6戦ではプレイメイクが光り、オールラウンダーとしての成長ぶりを感じさせるシリーズとなった。

バンブリートがステップアップ

今年のイーストファイナルでは、レナードがアデトクンボを真っ向からアウトプレイした他にも、ロールプレイヤーたちの活躍がラプターズの勝利につながった。特にキープレイヤーとなったのはフレッド・バンブリートだ。

今季ポストシーズンに入ってからのバンブリートはシューティングスランプに悩まされ、76ersとのカンファレンスセミファイナル7試合でのスリー成功数が14本中わずか1本。だがカンファレンスファイナルの第4戦以降は見違えるようなパフォーマンスを見せ、17本中14本のスリーを沈めている。

カイル・ラウリー

ラプターズに移籍してから苦節7年、ついに壁を越えたカイル・ラウリーは試合終了のブザー前から喜びの感情を抑えきれない様子だった。

All the feels. #WeTheNorth pic.twitter.com/sWgXp6UkNu

— Toronto Raptors (@Raptors) May 26, 2019

これまではプレイオフでのパフォーマンスが頼りないと批判され続けていたラウリーだが、バックスとのイーストファイナルシリーズ6試合では平均19.2得点、5.2アシスト、スリー成功率45.6%をマーク。守備面でもサイズでのハンデを物ともせず、クリス・ミドルトンのガードやヘルプディフェンスで活躍した。

試合後の記者会見では、「今年のチームがこれまで成しえなかったファイナル進出を可能にした理由は何か?」と尋ねられた際に、同席したレナードをチラ見しながら不敵な笑い声を上げるラウリーの姿が印象的だった。

Happy Kyle & Happy Kawhi >>>>> pic.twitter.com/80nahfRTSO

— Yahoo Sports Canada (@YahooCASports) May 26, 2019

「カワイは常に冷静だ。興奮しすぎることもないし、落ち込むこともない。シクサーズとの第7戦の後は少し感情を表に出していたけどね。レナードとダニー(グリーン)はチャンピオンの心構えをチームにもたらしてくれた」
– カイル・ラウリー

ポール・ピアースの呪い

今季イーストカンファレン・セミスファイナルでは、シリーズ第1戦で下位シードのセルティックスが敵地でバックスに圧勝した。試合後、ポール・ピアースはESPNの番組で「シリーズは終わった」とコメント。そこからバックスは4連勝をあげてシリーズを勝ち抜けた。

それから約2週間後、ラプターズとバックスのカンファレンスファイナルシリーズでバックスが開幕2連勝をあげると、今度は「バックスの勝ちだ」とTwitterに投稿。そこからラプターズは4連勝でファイナル進出を決めている。

ピアースが推した瞬間からそのチームが4連敗するという“ポール・ピアースの呪い”。

今年のNBAファイナルは、現地30日にスコシアバンク・アリーナで開幕。アメリカ国外でファイナルが行われるのはNBA史上初となる。

なおレナードがファイナルでプレイするのは2014年以来5年ぶり。当時も今回と同じく、3連覇を狙うダイナスティとの対戦だった。

ボックススコア:「NBA」

デマーカス・カズンズがチーム練習に復帰 バックスファンがアデトクンボをMVPチャントで歓迎

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