ラプターズが球団史上初のシーズン50勝達成
トロント・ラプターズが現地30日、本拠地エア・カナダ・センターで行われたアトランタ・ホークス戦に105-97で勝利。今季50勝目(24敗)を獲得し、1シーズンにおける成績でフランチャイズ歴代記録を更新した。
ビンス・カーター時代の00年代前半やクリス・ボッシュ時代の00年代後半でも達成できず、NBA30チームで唯一50勝に届いたことがなかったラプターズだが、1995年の球団設立から21シーズン目にしてついに大台に到達。デマー・デローザンは試合後、「最高にうれしい」と球団史上初の快挙を喜んだ。
「僕はキャリアを通してここにいる。困難な時期も体験してきた。それが今では、ラプターズ史上で最も勝利したチームになり、3年連続で球団記録を更新することができた。僕にとってはすごく嬉しいことだよ」
この日のラプターズは、ホークスのターンオーバーを得点に変えて主導権を握り、第3Q終了の時点で22点リードを獲得。第4Qに入ってからホークスに17-4のランで猛反撃され、残り時間6分で9点差まで追い上げられるも、クラッチタイムにデローザン、カイル・ラウリー、ヨナス・バランチュナスがステップアップしてリードを維持し、何とか最後まで逃げ切った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ATL | 20 | 21 | 26 | 30 | 97 |
TOR | 25 | 29 | 35 | 16 | 105 |
ラプターズは、デローザンがゲームハイの26得点、6アシスト、5リバウンド、3スティールでチームを牽引。他に、ラウリーが17得点/11アシストのダブルダブル、バランチュナスが19得点/9リバウンドをそれぞれ記録した。
▼デローザン
「50勝だけで満足はしない。素晴らしいベンチマークではあるよ。でも結局のところ、僕たちはできるだけ長く、NBAシーズンの終わり(ファイナル)にできるだけ近づけるところまでプレーしたいんだ」
– カイル・ラウリー
敗れたホークス(45勝31敗)は、ジェフ・ティーグが18得点、ティム・ハーダウェイJr.が15得点をあげている。
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ボックススコア:「NBA」