絶好調のセルティックスに大打撃、守備の要のウィリアムズが半月板損傷で離脱へ
年明けから破竹の勢いでイーストのランキングを駆け上がってきたボストン・セルティックスに暗雲が立ち込めている。
セルティックスは現地28日、4年目センターのロバート・ウィリアムズが左ひざの半月板損傷によりチームを離れることを発表。復帰時期は今のところ不明だが、ESPNによると少なくとも今後2~3週間を欠場する見込みだという。
ウィリアムズが負傷したのは、現地27日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦の第3Q。足を引きずりながら試合を途中退場すると、翌日のMRI検査で左ひざの外側半月板が損傷していることが発覚した。
今季のウィリアムズはセルティックスの先発センターとして61試合に出場し、10.0得点/9.6リバウンド/FG成功率73%を平均。特に守備面での貢献度が大きく、ブロック数でグリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.に次ぐリーグ2位(2.2本)と、チームの“ディフェンシブ・アンカー”として大きく成長した。
1月上旬の時点で18勝21敗のイースト11位と低迷していた今季セルティックスは、そこから29勝7敗で大躍進。3月28日の時点でイースト首位にまで上り詰めていたが、その矢先にウィリアムズ負傷離脱のニュースが飛び出した。
ウィリアムズ離脱に加え、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンが欠場した現地28日のトロント・ラプターズとの試合では、オーバータイムに及ぶ死闘の末に112-115で敗北。今季イーストの上位4位シードは、シーズン残り2週間で1ゲーム差を争う大混戦となっている。
参考記事:「ESPN」