ロケッツがハーデン古巣凱旋のネッツを下し7連勝、ギャリソン・マシューズにMVPコール
“タンキング真っただ中”なはずのヒューストン・ロケッツの快進撃が止まらない。
ロケッツは現地8日、本拠地トヨタ・センターで行われたイースト首位のブルックリン・ネッツ戦に114-104で勝利。連勝を7に伸ばした。
ケビン・ポーターJr.とジェイレン・グリーンの先発バックコートが欠場していたこの日のロケッツは、エリック・ゴードンやアーモニ・ブルックスらの奮闘で前半から主導権を握り、後半の大部分で二桁点差を維持。第4Q残り5分に5点差まで追い上げられたが、そこからギャリソン・マシューズの連続得点で再びネッツを突き放して勝利を手にする。
残り時間3分24秒でマシューズがフリースローラインに立った際には、ホームのトヨタ・センターでMVPチャントが巻き起こった。
ギャリソン・マシューズは今季ロケッツでツーウェイ契約下にある3年目のシューティングガード。シーズン開幕最初の4週間ではほとんど活躍の機会がなかったが、直近7試合中6試合にスタメン出場し、その間に3P成功率44.8%から16.1得点を平均とチームの7連勝に大貢献している。
▼マシューズのハイライト
ロケッツ(8勝16敗)はゴードンが20得点、マシューズが19得点をマークした他、ドラフト24位指名新人のジョシュ・クリストファーがベンチから自己最多の18得点。一方でケビン・デュラントが欠場していたネッツ(17勝8敗)は、古巣凱旋だったジェイムス・ハーデンがゲームハイ25得点、11リバウンド、8アシストで奮闘した。
同日のトヨタ・センターでは、第1Qの最初のタイムアウトの際にハーデンのトリビュートビデオを上映。ビデオが終わると、ハーデンは両手でハートを作るジェスチャーで古巣アリーナからの歓声に応えた。
ボックススコア:「NBA」