リッキー・ルビオ、ジャズ史上3人目のプレイオフトリプルダブル達成
ユタ・ジャズのポイントガード、リッキー・ルビオが、現地21日にビビント・スマートホーム・アリーナで行なわれたオクラホマシティ・サンダーとのシリーズ第3戦で26得点、11リバウンド、10アシストをマーク。キャリアベストなパフォーマンスでトリプルダブルを記録し、ジャズを115-102での勝利へと導いた。
ジャズの選手がプレイオフでトリプルダブルを達成するのは、1984年のリッキー・グリーン(15得点、12アシスト、10リバウンド)、2001年のジョン・ストックトン(12得点、11リバウンド、10アシスト)に次いで、ルビオが球団史上3人目となる。
▼片足のプルアップショットやクロスコートパスが冴えた
この日のジャズは、ルビオが昨季MVPのラッセル・ウェストブルックをアウトプレイした他、ドノバン・ミッチェルが22得点、ジョー・イングルズが21得点、ルディ・ゴベアが18得点、12リバウンドを記録。リバウンドで48-33、アシストで24-17とサンダーを大きく上回り、後半は完全に主導権を握った。
敗れたサンダーは、ポール・ジョージが23得点、ラッセル・ウェストブルックとカーメロ・アンソニー、レイモンド・フェルトンの3選手がそれぞれ14得点をマーク。前半に12点リードを奪うも、試合を通して特にスリーポイントラインのカバーやトランジションの守備が悪く、ウェストブルックが第4Qに1本もシュートを打たなかったのも気になるところだ。
ウェストブルックは試合後、絶好調だったルビオのパフォーマンスについて、「簡単にショットを与えすぎた。次の試合では封じ込める。保証するよ」とコメント。第4戦は現地23日にソルトレークシティで行われる。
ボックススコア:「NBA」