セス・カリーがキャリア3P成功率で兄カリーを超える
ダラス・マーベリックスのセス・カリーが、生まれ故郷であるシャーロットで行われた試合で、偉大な兄が保持していた記録の一つを抜いた。
現地2月8日、セスはシャーロット・ホーネッツとのロードゲームにベンチから27分出場。父デル・カリーが試合のコメンテーターを務め、母ソニアが観客席から見守る中、8本中6本のスリー成功から26得点をマークする大活躍を見せた。
これにより、セスのキャリアスリー成功率が43.57%に上昇(925本中403本)。ステフィン・カリーの記録(43.51%)を0.06上回り、現役選手の中で首位に浮上した。
現役選手のスリー成功率トップ5は以下の通り:
プレイヤー | 成功率 | 成功数 | |
---|---|---|---|
1 | セス・カリー | 43.57% | 403本 |
2 | ステフィン・カリー | 43.51% | 2492本 |
3 | カイル・コーバー | 42.87% | 2428本 |
4 | ジョー・ハリス | 42.22% | 570本 |
5 | クレイ・トンプソン | 41.9% | 1798本 |
セスのスリーが主にスポットアップやキャッチ&シュートなのに対し、ステフのスリーはプルアップが多い。2人のショットにはボリュームや難易度に大きな差があるものの、ドラフト外からNBA入りしたセスが、歴代最高のシューターと呼ばれる兄を抜いて現役トップに上り詰めたというのは素晴らしすぎる快挙だ。
なお歴代選手のスリー成功率1位は、元シカゴ・ブルズで現ゴールデンステイと・ウォリアーズHCのスティーブ・カー(45.4%)。
ボックススコア:「NBA」