スパーズがホーム43連勝、全球団との通算対戦成績で勝率5割超え達成
サンアントニオ・スパーズが現地17日、本拠地AT&Tセンターでポートランド・トレイルブレイザーズを破り、ホーム連勝記録を43勝に伸ばした。
ゴールデンステイト・ウォリアーズの快進撃によってやや影が薄れているが、今季のスパーズは歴史的な好シーズンを送っている。ホーム34勝0敗は歴代単独2位の開幕記録で、昨年の3月から始まったホーム43連勝は2015-16ウォリアーズ(50連勝)と1995-96ブルズ(44連勝)に次ぐ歴代最長3位の記録。また、シーズン68試合終了時点での成績で58勝10敗を記録しており、NBA史上でこれを上回ったのは、今季のウォリアーズを含めてわずか5チームしかいない。
さらに17日の勝利により、ブレイザーズとの通算対戦成績を80勝79敗に更新。これでスパーズは、NBA全球団(アクティブ)との通算勝率で勝ち越しを達成したチームとなった!
17日の試合は、56-54の僅差で突入した後半から、スパーズのオフェンスが一気に爆発。トニー・パーカーとラマーカス・オルドリッジのピック&ロールでフィールドゴールを重ね、後半開始3分で10点リードを奪うと、カワイ・レナードとパティ・ミルズも5本中5本のスリーを沈める活躍をみせ、第3Q終了までにリードを17点に拡大。第4Qは残り時間1分で9点差に追い上げられるも、そのまま問題なく逃げ切り、今季ホーム無敗の継続に成功した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
POR | 28 | 26 | 24 | 32 | 110 |
SAS | 23 | 33 | 39 | 23 | 118 |
スパーズは、最近不調だったパーカーが18得点とシーズンハイの16アシストをマーク。レナードとオルドリッジがそれぞれ22得点を獲得した他、パティ・ミルズが17得点、ティム・ダンカンが11得点をあげ、合計5選手が二桁得点に達している。チーム全体では、FG成功率52%、3P成功率50%、フリースロー成功率91%、35アシスト(今季球団最多タイ)、8スティールに対してターンオーバーがわずか7つと、極めて優秀な数字を記録した。
▼パーカー、今季自己最多16アシスト
▼レナードのブロック!
サンダー、クリッパーズに続いてブレイザーズを下し、ウェストプレーオフチームとのホーム3連戦を無敗で乗り切ったスパーズ。いよいよ次は、現地19日にウォリアーズをAT&Tセンターで迎え撃つ。
ボックススコア:「NBA」