スパーズがスランプ中のキャブスに29点差の圧勝
現地27日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ対クリーブランド・キャバリアーズの試合は、スパーズが終始ペースを支配し、キャブスのFG成功率を37.3%に抑えて103-74で快勝。昨季王者とのレギュラーシーズンシリーズを2勝0敗でスイープした。
試合最初のフィールドゴール7本中5本に失敗と、やや立ち上がりの悪かったこの日のスパーズだが、第1Q中盤にチェックインしたパウ・ガソルのスリーをきっかけにエンジンがかかり、一気に主導権を掌握。最初のピリオドだけで4本のスリーを沈めて10点リードを奪うと、第2Qはカワイ・レナードとラマーカス・オルドリッジがピリオド合計23得点でオフェンスを牽引し、ハーフタイムまでに点差を24点に広げる。
前半のスパーズは、ベンチ得点28-0でキャブスを上回った。
▼マヌのリバースアリウープとレナードの前半ブザービーター
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後半に入ると、スパーズのオフェンスが失速するが、同時に失点を最小限に抑えて第3Qを17-18で乗り切り、そのままリードを維持。そして第4Qは、開始から8連続得点をあげてリードを31点に拡大し、早々と勝負を決めた。
連勝を5に伸ばしたスパーズは、レナードが25得点、6リバウンド、6アシスト、3スティールを獲得。これでレナードは、ジョージ・ガービンとデビッド・ロビンソンに次いでスパーズ史上で3選手目となる100試合連続二桁得点を達成した。他には、ガソルとオルドリッジがそれぞれ14得点をマークしている。
▼レナードvsレブロン
一方のキャブスは、レブロン・ジェイムスが17得点/8リバウンド/8アシスト、トリスタン・トンプソンが11得点を記録。二桁得点に達したのはこの2選手のみで、チームのスリー成功は26本中わずか4本に終わった。
3月中盤からJ.R.スミスとケビン・ラブがラインアップに復帰したキャブスだが、チームの調子は一向に上がらない。特に守備面で大苦戦しており、オールスターブレイク後は100ポゼッションあたりの失点がリーグワースト2位となる113.2点。18試合を8勝10敗で負け越し、現地27日の時点でイースト2位に転落している。
ボックススコア:「NBA」