ウォリアーズのステフィン・カリー、自身キャリア初の決勝ブザービーター!
現地1月21日にチェイス・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツの試合は、ステフィン・カリーが第4Q終了のブザーと同時にゲームウイナーに成功。ウォリアーズが第3Q中盤の13点ビハインドから劇的な逆転勝利を収め、今季成績を33勝13敗とした。
この日の試合では、21本中わずか6本のフィールドゴール成功とシュートタッチに精彩を欠いていたカリー。第4Qのクラッチタイムでも、残り7分40秒にスリーを沈めてから4本連続でショットに失敗と、まったくリズムを掴めていなかったが、103-103の同点で迎えた最後のポゼッションで最も重要な一発を沈める。
サンダー戦でのハーフコートショット(2016年)をはじめ、これまで数々のゲームウイニングショットを決めてきたカリーだが、ブザービーターでの決勝弾は今回が13年のキャリアで初だ。
ウォリアーズは前日に行われたインディアナ・ペイサーズとのホームゲームで、オーバータイムの末に惜敗を喫したばかり。カリーはショットを決めた後、まるでプレイオフの第7戦にでも勝利したかのようにチームメイトたちと“初ブザービーター”の喜びを分かち合った。
ウォリアーズがブザービーターで勝利を収めるのは、2014年1月のアトランタ・ホークス戦以来8年ぶり。その時にショットを決めたのは、アンドレ・イグダーラだった(カリーがアシスト)。
▼2014年1月4日ホークス戦
下位チームからの連敗をギリギリで回避したウォリアーズは、カリーが22得点/12アシスト、ジョーダン・プールをマーク。この日はドレイモンド・グリーンが腰の怪我で引き続き離脱中だった他、今月に復帰したばかりのクレイ・トンプソンが休養のため欠場していた。
一方で優勝候補相手に大健闘したロケッツは、クリスチャン・ウッドが19得点/15リバウンド、ケビン・ポーターJr.が17得点を記録。ドラフト2位指名新人のジェイレン・グリーンはFG11本すべてに失敗して3得点と絶不調ながらも、終盤にはリバウンドや守備で奮闘した。
ボックススコア:「NBA」