ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが現地11日、チェイスセンターで行われたデンバー・ナゲッツ戦でキャリア通算17818得点に到達。ウィルト・チェンバレンの記録(17783点)を追い抜き、通算得点でウォリアーズ史上1位に浮上した。
この日のカリーは、試合開始からわずか10分で5本のスリーに成功。怒涛の勢いでチェンバレンの記録に追いつくと、第1Q残り1分41秒にレイアップで球団新記録を樹立する。
チェンバレンがウォリアーズの得点リーダーになったのは1964年。57年間守られてきた大記録が塗り替えられた瞬間だ。
「どんな記録にせよ、彼(ウィルト)に近づけるというだけで素晴らしいこと。それを追い抜けるなんて、まるで夢のようだ」
– ステフィン・カリー
▼ウォリアーズの通算得点ランキング
プレイヤー | 得点 | |
---|---|---|
1 | ステフィン・カリー | 17818 |
2 | ウィルト・チェンバレン | 17783 |
3 | リック・バリー | 16447 |
4 | ポール・アリジン | 16266 |
5 | クリス・マリン | 16235 |
カリーは先月に、通算アシスト数で歴代ウォリアーズ1位になったばかり。これで、得点、アシスト、スリー成功数の3項目で球団記録保持者となった。
今季3度目の50得点超え
新記録樹立後もカリーの勢いはまったく衰えず、最終的に10本のスリーを決めて53得点をマーク。強豪ナゲッツ相手に、ウォリアーズを116-107での勝利に導いた。
カリーにとって今季3度目となる+50得点。32歳以上の選手が1シーズンに50点ゲームを3回以上記録したのは、カリーがNBA史上初だ。
また、カリーが10本以上のスリーを成功させたのは、今回でキャリア18試合目。スリー成功数二桁の試合を複数回達成したことのある選手は、カリーを含めNBA史上でたった6人しかいない。
- ステフィン・カリー:18回
- クレイ・トンプソン:5回
- ジェイムス・ハーデン:3回
- デイミアン・リラード:3回
- JR・スミス:3回
- ザック・ラビーン:2回
カリーのスリーはあまりにも異次元すぎる。
ボックススコア:「NBA」