ステフィン・カリーがウォリアーズ史上初、キャリア通算2万得点に到達
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが現地3月10日、ボール・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツとの試合で34得点をマーク。NBA史上49人目となるキャリア通算2万得点超えを達成した。
カリーが20Kの大台に乗ったのは第3Qの終盤。プルアップからのロングスリーという、最高にステフらしい形での記録達成だった。
現役選手の中で2万得点に到達しているのはカリーの他、レブロン・ジェームズ(3万6928点)、カーメロ・アンソニー(2万8150点)、ケビン・デュラント(2万5043点)、ジェームズ・ハーデン(2万3169点)、ラッセル・ウェストブルック(2万3029点)、クリス・ポール(2万844点)、ラマーカス・オルドリッジ(2万558点)、ジョー・ジョンソン(2万407点)の8選手のみ。
またウォリアーズの選手としては球団史上初の快挙となる。
▼歴代ウォリアーズの得点ランキング
- ステフィン・カリー:2万6点
- ウィルト・チェンバレン:1万7783点
- リック・バリー:1万6447点
- ポール・アリジン:1万6266点
- クリス・マリン:1万6235点
プールがステップアップ
なお終盤に僅差の接戦となった同日の試合は、ナゲッツの2点リードで迎えた第4Q残り4分からウォリアーズが15-2のランで圧倒。カリーが3本連続でレイアップを決めて流れを自軍に引き寄せると、残り時間1分からジョーダン・プールが2連続でスリーを沈めて、ウォリアーズの勝利を確実なものとした。
▼ラスト3分間でナゲッツのFG成功を0本に抑える好守備
113-102での勝利を収めたウォリアーズ(45勝22敗)はカリーの他、ジョーダン・プールが21得点、クレイ・トンプソンと新人のジョナサン・クミンガがそれぞれ18得点をマーク。
シーズン前半は活躍の機会をあまり得られていなかった2021年ドラフト7位指名のクミンガだが、1月にドレイモンド・グリーンが負傷離脱してからプレイタイムが大幅に増加。2月以降の16試合では平均25.1分の出場で15.1得点、FG成功率57.5%を記録と、他の今季新人王候補たちに勝るとも劣らない活躍を見せている。
一方で、5日間で4試合目という鬼畜スケジュールの真っただ中だったナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが23得点/12リバウンド/9アシスト、モンテ・モリスが19得点で奮闘。第4Q終盤の勝負所では、チーム全体がスタミナ切れを起こしていた様子で、ターンオーバーやバッドショットを連発してしまった。
ボックススコア:「NBA」