ランス・スティーブンソンの対ヒート戦略:「ウェイドの膝を悪化させてやる」
再びヒートとペイサーズが激突することとなった今年のイースタンカンファレンスファイナル。昨年のような激しいバトルが期待される中、シリーズ第1戦を翌日に控えた17日、ペイサーズのランス・スティーブンソンがメディアの取材を通して、マッチアップとなるヒートのドウェイン・ウェイドに向け闘争心むき出しのコメントを投げかけた。
「D.ウェイドの膝はボロボロだろう。だから俺はこれまで以上にアグレッシブに攻めて、奴を走らせるつもりだ。どにかく動き回らせて、奴の膝を悪化させてやる。やれることはすべてやるつもりだ」
– ランス・スティーブンソン
もちろんスティーブンソンはウェイドが怪我することを本気で望んでいるわけじゃない。ウェイドがついてこれなくなるまで全身全霊でぶつかろうという意思表示だ。
「ウェイドを街中で見かけても、彼に食ってかかろうなんて思わない。これはただのバスケットボールで、お互いハードにプレーしているだけだ。両チームとも同じ目標があり、どちらもそれを簡単に譲ろうとはしない。奴らに対して遺恨はないが、コート上で仲良くするなんてことはありえない」
– ランス・スティーブンソン
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遺恨はないというが、スティーブンソンとウェイドはコート上で特に仲が悪いようで、ヒートとペイサーズの直接対決の際に2人は何度か揉めている。昨年のカンファレンスファイナルでは、ウェイドがスティーブンソンの頭部に肘鉄を食らわせ問題となった。
また今年2月の試合でも2人はちょっとしたつかみ合いになり、ウェイドに対してテクニカルファウル。3月の試合には、スティーブンソンがウェイドに何か因縁をつけ、テクニカルファウルで退場処分となっている。
ECファイナルは、この2人のバトルにも注目したいところ。第1戦は現地18日にインディアナで行われる。
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参考記事:「slamonline.com」