ステフォン・マーブリーのボールハンドルは健在!!3度目のCBAタイトルに王手
元NBAオールスターのステフォン・マーブリー率いる北京ダックス(Beijing Ducks)が、2年連続、3度目のCBA制覇まであと1勝に迫っている。
北京ダックスは現地19日に行われた遼寧フライング・レオパーズ(Liaoning Flying Leopards)とのCBAファイナル第5戦に105対93で快勝し、3-2で7ゲームのシリーズに王手。マーブリーは30得点、5アシスト、4リバウンドをマークして、チームを牽引した。
▼マーブリー、CBAファイナル第5戦
マーブリーは17日の第4戦でも、第4Qの13点ビハインドからチームを逆転勝利に導く大活躍。「中国のシャック」と呼ばれるフライング・レオパーズのHan DeJunから強烈なポスタライズダンクを食らってしまうシーンもあったが、クラッチタイムに次々とフィールドゴールを積み重ね、試合時間残り11秒では逆転決勝ゴールとなるレイアップを決めた。
▼マーブリーのボールハンドルは健在!!
▼強烈なポスタライズ…
▼最後にはきっちりとリベンジ
CBAファイナルの第6戦は現地22日に遼寧フライング・レオパーズの本拠地で行われる。
マーブリーの中国での人気は凄まじい。2012年には北京市内に銅像が設置され、今年1月には北京政府の「2014年ロールモデル・リスト」にスポーツ選手及び外国人として初めて選ばれた。
NBAキャリアの後半にはロッカールームの癌と批判され、ライブストリームで号泣したりワセリンを食べたりと奇行を繰り返していたマーブリーだったが、30代後半から見事に人生を立て直してきた。バスケを始めた頃に憧れていた選手の1人がどんなステージにせよ成功を収めるのを見るのはとても嬉しい。
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