サンダーがニック・コリソンを永久欠番へ
シアトルからオクラホマシティへと移転して以降で、初の永久欠番化だ。
オクラホマシティ・サンダーは現地12日、昨季で現役を引退したニック・コリソンの背番号「4」を永久欠番化することを発表。セレモニーは、現地3月20日のトロント・ラプターズとのホームゲームで執り行われるという。
▼Mr.サンダー
2003年ドラフトでソニックスに入団したコリソンは、通算910試合の出場(レギュラーシーズン)で5.9得点、5.2リバウンドを平均。キャリア14シーズンを通して生涯1チームを貫き、本拠地をオクラホマに移転してからの球団を支え続け、チームメイトや現地ファンから最も愛される選手の一人だった。
コリソンは選手としてだけでなく、ケビン・デュラントやラッセル・ウェストブルックらのメンターとしても球団の繁栄に多大な影響を残している。
コリソンの現役最後の試合となった2018年4月11日のグリズリーズ戦では、試合前にウェストブルックがマイクを握り、「僕の友人であり、メンター、そして兄弟であるニック・コリソン。彼は僕がずっと尊敬していた人物。彼に声援を送ってあげてほしい」とアピール。
コリソンが昨年5月に引退を表明した際には、元チームメイトのケビン・デュラントが「ニックは大切な存在。リーグに入ったばかりの若手選手だった僕にとって頼れる人だった」と最大限の賞賛を送った。
「プロとしてどうあるべきか、プレイヤーとしてどうあるべきかをニックからたくさん教わった。彼は生涯の友人。僕のキャリアで彼のような人物に出会えたのは幸運だった」
– ケビン・デュラント
おめでとう!!
参考記事:「NBA」