トニー・パーカーがマブス戦で復帰へ
昨季カンファレンス・セミファイナルでの大腿四頭筋腱断裂から約7カ月、ついにサンアントニオ・スパーズの大ベテランPGがラインアップに戻ってくる。
トニー・パーカーは現地26日、自身のFacebookを通して翌日に行われるダラス・マーベリックス戦で戦線復帰することを発表。当初はリハビリが来年までかかるかもしれないと考えられていたが、予想よりも1カ月以上早い復帰となった。
「#I’m back 準備はいいか、#SpursNation 僕は明日のダラス戦で復帰するよ!またプレイできることにすごくワクワクしている。ここ数カ月は辛かった。たくさんのリハビリ、根気、精神力が必要だった。僕の復活を信じてくれていた人たちに感謝したい。ファン、家族、友人、リハビリチーム、そしてサンアントニオ・スパーズ。みんなのサポートなしでは乗り越えられなかっただろう。Go Spurs!」
– トニー・パーカー
昨季のパーカーはレギュラーシーズン63試合で10.1得点、4.5アシストを平均。スタッツではルーキーシーズン以降でワーストとなる数字だったが、プレーオフになると調子を上げ、第1ラウンドと第2ラウンドの8試合で15.9得点、FG成功率52.6%を記録し、チームのカンファレンスファイナル進出に貢献した。
今季スパーズは、パーカーとカワイ・レナードが離脱中ながら、19試合でウェスト3位の12勝7敗と大健闘しているが、その一方でプレイメーカーが不足しているのも事実。特にマヌ・ジノビリ以外のガード陣は、エントリーパスを入れるのにも苦戦するような時が度々あるので、オフェンスを指揮できるパーカーの復帰はとても心強い。
それにしてもレナードの方は一体どうなっているのか…。