ウィギンス&タウンズが60得点/20リバウンド、ウルブズがシクサーズに圧勝
ミネソタ・ティンバーウルブズが現地17日、本拠地ターゲットセンターで行われたフィラデルフィア・76ers戦に110-86で快勝。アンドリュー・ウィギンスが今季初のダブルダブルとなる35得点、10リバウンド、FG成功率70%の大活躍をみせ、シーズン成績をウェスト10位タイの4勝7敗に伸ばした。
今季ウルブズは、前半の好スタートから第3Qにメルトダウンを起こし、逆転負けを喫するという悪循環が続いていたが、この日は序盤に獲得した二桁リードを最後まで維持。ハーフタイムまでに61-33の28点差を奪うと、後半に入ってからもシクサーズに付け入る隙を一切与えなかった。
▼ウィギンス、35得点
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
PHI | 18 | 15 | 25 | 28 | 86 |
MIN | 27 | 34 | 24 | 25 | 110 |
ウルブズはウィギンスの他、カール・アンソニー・タウンズが25得点、10リバウンドのダブルダブルをマーク。第4Qには、ジョエル・エンビードをポンプフェイクでかわし、ドライブから強烈なダンクを叩き込むファインプレーを披露して、ホームアリーナを沸かせた。今年でプロ2年目、数日前に21歳になったばかりのタウンズだが、アイソレーションからドリブルでスコアする能力は、恐らくすでにリーグのビッグマンの中でもトップクラスだろう。
敗れたシクサーズは、ダリオ・サリッチがチームハイの16得点、エンビードが10得点/10リバウンドと、ルーキー2人が奮闘した。
▼タウンズ
今季のウルブズは、どうもよくわからない。オフェンス(100ポゼッションあたりの得点)でリーグ3位の111.5点、1試合の平均得失点差でもウェスト4位タイの+3.8を記録しているが、成績は4勝7敗。さらに100ポゼッションあたりの得失点差では、前半にリーグ首位の+24.8という極めて優秀な数字を記録しているにもかかわらず、第3Qはリーグダントツ最下位の-34.7に大転落してしまう。この振れ幅は少し異常だ。
ペース配分が問題なのか、それともメンタル的な問題なのか…?
ボックススコア:「NBA」