トレイ・ヤングとシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが5年1億7200万ドルの延長契約を獲得
ESPNによると現地8月2日、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングとオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが、それぞれ所属する球団との延長契約に合意した。
基本的な契約内容は、2人ともサラリーキャップの25%にあたる5年/1億7200万ドルのマックス延長契約。エスカレーター条項が盛り込まれており、もしルーキー契約最終年となる2021-22シーズンにオールNBAチームに選出されれば、契約金が30%マックスの5年/2億700万ドルに上がる。
ヤングとSGAの契約の違いは、5年目にオプションがあるかどうか。ヤングは最終年がプレイヤーオプションとなっているが、SGAの契約には途中解除のオプションが含まれていない。
昨季のヤングは、レギュラーシーズン63試合で25.3得点、9.4アシストを平均。オールスターとオールNBAチーム選出は逃したものの、ホークスをイースト5位シードとして4年ぶりのプレイオフに導く。
キャリア初のポストシーズンでは、平均28.8得点、9.5アシストを記録しながらチームをイーストファイナルまで牽引。スーパープレイを何度も披露し、名実ともにNBAスターの仲間入りを果たした。
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昨季のシェイ・ギルジアス・アレクサンダーは、キャリアベストの23.7得点と5.9アシスト、FG成功率50.8%、スリー成功率41.8%を平均。素晴らしい得点効率(62.3TS%)を記録しながら大ブレイクしかけていたが、3月末に足底筋膜断裂の怪我で戦線離脱し、そのまま残りシーズンを欠場することとなった。
2018年ドラフト組からはヤングとSGAに加え、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチとフェニックス・サンズのデアンドレ・エイトンが、今夏中にマックスサラリーでの延長契約を結ぶ見込み。ドンチッチの場合は、2年連続でオールNBAチーム選出を果たしているため、他の3選手とは違って、5年/2億700万ドルの30%マックスがすでに確定している。
参考記事:「ESPN」