【FIBA2019】アメリカやセルビアらが1次予選を無敗で通過
9月5日、中国で開催中のFIBAワールドカップでは1次ラウンドの全日程が終了。2次ラウンドに駒を進める16チームが決定した。
今大会では、グループA~Hからそれぞれポーランド、アルゼンチン、スペイン、セルビア、アメリカ、ブラジル、フランス、オーストラリアが3勝0敗の無傷で1次ラウンドを突破。
特に、ニコラ・ヨキッチやボグダン・ボグダノビッチらNBA選手を多数有するセルビア代表が圧倒的な強さを見せ、1次予選3試合での得失点差で+120点を記録。チームの合計FG成功数111本中93本がアシストと見事なチームバスケを展開し、さらにシューティングスタッツでFG68%/スリー53%/FT81%という驚異的な数字を残してグループDを蹂躙した。
▼セルビアの1次予選ハイライト
また絶対王者のチームUSAは、3試合の得失点差でセルビアとフランスに次ぐ大会3位の+75点を記録し、1次予選を通過。3日のトルコ戦でまさかの大苦戦を強いられたが、5日の試合では98-45のダブルスコアで日本代表に圧勝した。
他のグループでは、2019MVPのヤニス・アデトクンボ率いるギリシャが、3日の試合でブラジル相手に1点差の惜敗を喫するも、続くニュージーランド戦を103-97で制して2次ラウンドへと進出。日本、中国、韓国、フィリピン、トルコのアジア勢は1次予選で全滅となった。
▼やはり世界の壁は厚かった
FIBA2019の2次ラウンドは6日からスタート。グループIからLのそれぞれ上位2チームが決勝トーナメントへと進出する。
なお日本を含む1次ラウンドで敗退した16チームは、同じく6日から4グループに分かれて17位~32位の順位決定戦を戦う。
2次ラウンド日程:「FIBA」