アメリカがメキシコに圧勝でベスト8進出、カリーはスリー6本の大活躍
現地6日、2014FIBAバスケットボール・ワールドカップの決勝ラウンドが始まり、1回戦でアメリカとメキシコが対戦。ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのウォリアーズコンビが大活躍し、アメリカが86-63で圧勝した。
13-2のランで試合をスタートした優勝候補アメリカは、序盤から攻守に渡りメキシコを圧倒。42対27の15点差で折り返すと、第3Qに入ってからはさらに攻撃の手を強め、メキシコに一切のチャンスを与えることなくベスト8進出を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
USA | 23 | 19 | 24 | 20 | 86 |
メキシコ | 13 | 14 | 11 | 25 | 63 |
▼USA vs. メキシコ、ハイライト
この日はステファン・カリーが9本中6本のスリーポイントを沈め、20得点を獲得。大会序盤は不調気味だったカリーだが、予選3試合目から調子を取り戻し始め、7戦目となる決勝ラウンド1回戦で大爆発した。さらに出場時間24分で4アシストをあげており、ターンオーバーはゼロだ。
▼ステファン・カリーのハイライト
アメリカはカリーの他に、クレイ・トンプソンが15得点、ジェイムス・ハーデンが12得点をマーク。大会を通して大活躍中のケネス・フェリードは、8得点、8リバウンドと安定したパフォーマンスをみせた。
その一方で、デリック・ローズはシュート成功数5本中0本の無得点に、ターンオーバーが3つ。ここまでの7試合で平均FG成功率21.6%と 不調が続いている。
6日に行われたその他の試合では、開催国スペインが89対56でセネガルに圧勝。リーダーのパウ・ガソルはシュート成功数80%の17得点でチームを牽引した。
フランスは大接戦の末、グループB2位のクロアチアに69対64で勝利。正念場の第4Q終盤には見事なチームオフェンスしを披露した。フランスは次戦でスペインと対戦する。
▼フランスの流れるようなパス回し
また、グループDを4勝1敗で2位通過したスロベニアは、71対61でドミニカ共和国を撃破。9日の準々決勝でアメリカと対戦する。
Image via fiba.com