D.ウェイド、直接対決の通算成績でノビツキーに勝ち越し
NBAでは現地28日、アメリカン・エアラインズ・アリーナでマイアミ・ヒートとダラス・マーベリックスが対戦。ヒートが第4Q開始時の7点ビハインドから105-99で逆転勝利を収め、37勝38敗でイースト8位に浮上した。
この日の試合では、2つのマッチアップに注目が集まった。一つは2017年ユーロバスケットでスロベニアを優勝へと導いたゴラン・ドラギッチとルカ・ドンチッチのNBA初対決。そしてもう一つは、ドウェイン・ウェイドとダーク・ノビツキーのキャリア最後の直接対決だ。
特にウェイドとノビツキーの2人は、NBAファイナルのシリーズを含め、これまでに合計34回対戦しており、成績は17勝17敗のイーブン。この日の試合でヒートがマブスを破ったことにより、ウェイドはノビツキーとの直接対決を通算18勝17敗で勝ち越すこととなった。
▼ウェイドとノビツキーの直接対決
D.ウェイド | D.ノビツキー | |
レギュラーシーズン | 12勝11敗 | 11勝12敗 |
プレイオフ | 6勝6敗 | 6勝6敗 |
ファイナルシリーズ | 1勝1敗 | 1勝1敗 |
ファイナルMVP | 1 | 1 |
長年フランチャイズの顔を務めた2人のラストバトルでは、ウェイドが11得点、ノビツキーが13得点を獲得。ウェイドはヒートの2点リードで迎えた第4Q残り20秒に2本のフリースローを沈めると、続くポゼッションではスティールからレイアップを決め、マブスにとどめを刺した。
同郷対決
勝利したヒートはウェイドの他、ゴラン・ドラギッチが23得点、12リバウンド、11アシストで大活躍。ドラギッチにとっては2011年4月以来初でキャリア2度目のトリプルダブル達成となる。
一方のマブスは、ドンチッチがチーム最多の19得点、8リバウンド、7アシストで奮闘。試合後、同郷の大先輩であるドラギッチとの初対決について、「素晴らしかった。試合前に緊張したのは今日が初めてだと思う。いつもとは違う試合だったからね。特別な夜になったよ」とコメントした。
▼試合後にはユニフォームを交換
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ESPNによると、この日のアメリカン・エアラインズ・アリーナには約2000人のスロベニア人が駆け付けたとのこと。試合後も多くのファンがしばらくアリーナに残り、スロベニア語のチャントで盛り上がっていた。
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ボックススコア:「NBA」