【GSW-SAS第2戦】ウォリアーズが39アシストでスパーズを破壊
現地16日にオラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対サンアントニオ・スパーズのウェスタンカンファレンス・ファイナル第2戦は、ウォリアーズが終始試合を支配して136-100で快勝。ホームで連勝をあげ、シリーズを2-0とした。
カワイ・レナードが足首負傷で欠場したこの日の試合は、第1戦と真逆の展開でスタートし、ウォリアーズが序盤から攻守でスパーズを圧倒。スパーズのペイントエリア得点を最小限に制限しながら、チーム合計で39アシスト、スリー37本中18本成功とオフェンスが大爆発し、前半を72-44で上回ると、後半は20点差以上のリードをキープしたまま、ホームで手負いのスパーズを一蹴した。
▼前半の23アシストは球団PO新記録
ウォリアーズは、ステフィン・カリーが30分の出場で29得点、7アシスト、3スティールの大活躍。ルーキーのパトリック・マコーが18得点、ケビン・デュラントが16得点をあげた他、アクティブロスターに登録されていた全13選手が少なくとも1本のフィールドゴールを成功させ、カリーやデュラントを含む合計7選手が二桁得点を記録している。
グレッグ・ポポビッチHC指揮下のプレーオフゲームで最大失点(136点)での惨敗を喫したスパーズは、レナードの代わりにスタメン出場したジョナサン・シモンズが孤軍奮闘し、22得点、3アシストを記録。他に二桁得点に達したのはダービス・ベルタンズ(13得点)のみで、ラマーカス・オルドリッジはFG11本中4本成功の8得点とインパクトを残せず、マヌ・ジノビリとデイビッド・リーはわずか5分しか出場していない。パティ・ミルズやダニー・グリーンも後半は出場時間が7分以下で、早々と勝利を諦める形となった。
▼シモンズ
ポポビッチHCは試合後、「自分たちを信じなければならないのに、信じていなかった。チームとして自らを信じられなかったのだろう」と選手たちのパフォーマンスに苦言。「ジョン(シモンズ)だけがプレイする気構えで来ていた」としながら、特にオルドリッジについては、「彼にはチームのために点を取ってもらわなければならない。臆病になられては困る」と厳しい言葉を残した。
第3戦は、現地20日にAT&Tセンターで行われる。スパーズとしては、3日間の休みでレナードの状態が100%に近づいてくれることを祈るしかない。
ボックススコア:「NBA」