ウェストブルックがウォリアーズ戦で退場処分、「いつも悪者扱いされる」
現地20日にチェイスセンターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツ戦でのこと。すでにロケッツの勝利がほぼ確定していた第4Q中盤に選手同士が口論となり、一時試合が中断されるトラブルがあった。
審判は揉め事の原因を作ったとして、ラッセル・ウェストブルックに対してテクニカルファウルをコール。ウェストブルックにとってはこの日2度目のテクニカルだったため、そこで退場処分となる。
これでウェストブルックは、今季リーグ最多となる13個目のテクニカルファウルを獲得することとなった(2位はドレイモンド・グリーンとマーカス・モリスで12個)。
試合はロケッツが135-105で圧勝し、ウェストブルックは21得点、10アシストのダブルダブルで活躍。ただ自分一人だけが退場処分を食らったことに納得できなかったようだ。
試合後のインタビューでは、口論のきっかけとなったデミオン・リーへの肘について「わざとじゃない」と説明しつつ、「悪者扱いされるのはいつも僕。フェアじゃないよ」と訴えた。
「自分が感情的な人間なのは分かっている。でも今回の場合は、確かにリーに肘を当ててしまったが、わざとじゃない。リバウンドを取ろうとしてぶつかったんだ。すると彼が何か言ってきたので、言い返した。僕はただその場に立っていただけだ。誰かが僕の手から無理やりボールを奪い取り、何人かが詰め寄ってきた。それでも僕は動かなかった。でも悪者扱いされるのはいつだって僕さ」
「『ラスがまたやってるよ』、そう思われたんだろうな。それは一体どういう意味だよ?まあ、僕が責任を持ってプロとして常に高い水準に身を置かなければならないのは確かだ。僕自身について周囲から勝手なイメージを植え付けられないよう、注意しようと思う。ただ今日のいざこざで、僕1人だけがテクニカルファウルをコールされて退場となったのはフェアじゃない」
ボックススコア:「NBA」