ウェストブルックが試合後の会見で再び同じ答えを連発、理由は「君が好きじゃない」
オクラホマシティー・サンダーのスターガード、ラッセル・ウェストブルックが試合後のインタビューで再びやらかした。前回は退場処分をくらった試合の後だったが、今回はホームでリーグ1位のゴールデンステイト・ウォリアーズから快勝を収めた後のことだ。
トリプルダブルを記録したウェストブルックは試合後、ロッカールームでの会見で記者たちの質問に対して、ほぼ毎回「いい形でプレーをエクスキュートできた」と回答。さらに途中では、一人の記者に向けて「お前が好きじゃない」と真顔で言い放った。大きな勝利を手にした直後なのに、どうしてそんなに機嫌が悪かったのか?
※以下、インタビューの一部(ウェストブルック=RW):
Q:第2Qのランについてですが、あそこでどのように試合の流れが変わりましたか?
RW:エクスキューション。いい形でプレーをエクスキュートできたと思う
Q:試合終盤では、あなたとイバカが絶好調だったように見えました。リズムを掴めたきっかけは何ですか?
RW:いい形でプレーをエクスキュートできた
Q: (第2Qのスモール・ラインアップについて)
RW:良いよ
Q:(第4Qだけで8アシストを記録したことについて)
RW:いい形でプレーをエクスキュートした
Q:もしかして怒ってますか?
RW: いや、ただ君が好きじゃないんだ
Q:好きじゃない?
RW: 好きじゃない
Q:ニック(別の記者)の事も嫌いですか?
RW: ニックは大好きだ。ただ君が好きじゃない
Q:でも我々2人の質問に同じ答えを返していますが…
RW: そうだね、他に質問は?
Q:素晴らしい試合でした。得点、アシスト、リバウンド面で考えると、キャリアの中でも特に良いゲーム内容だったと思いますか?
RW: 素晴らしいエクスキューションだった
Q:今日のあなたは緊迫感を持ってプレーしていた印象です。これまでに足りなかったのは緊迫感でしょうか?
RW: 今夜はいい形でプレーをエクスキュートできた
Q:17アシストはキャリアハイですね。今の気持ちは?
RW: 今夜はいい形でプレーをエクスキュートできた
ウェストブルックが「好きじゃない」と言ったのは、オクラホマ地元紙『The Oklahoman』のBerry Tramelという記者だ。このインタビューを見たネットユーザーたちからは、「どうせなら記者はサダム・フセインの死について尋ねるべきだった」などというコメントが寄せられていた(エクスキュートには「処刑」の意味もある)。
この日のウェストブルックは17得点、キャリア最多の17アシスト、キャリア最多タイの15リバウンドを獲得。ダンクシュートをミスしても、ラッキーなバウンスでリングに入ってしまうといった、とにかくそんな絶好調な試合だった。
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ソース:「YouTube」