ウェストブルック、史上最多得点でのトリプルダブル達成
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、再び前代未聞の大記録を打ち立てた。
ウェストブルックは延長戦に及んだ現地29日のオーランド・マジック戦で40本中21本のFGを成功させ、57得点、13リバウンド、11アシストをマーク。57得点でのトリプルダブルは、1967-68のウィルト・チェンバレンと2016-17のジェイムス・ハーデンを上回る歴代最多得点でのTDとなる。ウェストブルックが50得点以上でのTDを達成するのは今季2度目だ。
▼トリプルダブル最多得点記録
プレイヤー | シーズン | 得点 |
ラッセル・ウェストブルック | 2016-17 | 57 |
ジェイムス・ハーデン | 2016-17 | 53 |
ウィルト・チェンバレン | 1967-68 | 53 |
エルジン・ベイラー | 1961-62 | 52 |
ラッセル・ウェストブルック | 2016-17 | 51 |
ジェイムス・ハーデン | 2016-17 | 51 |
ウィルト・チェンバレン | 1962-63 | 51 |
この日のウェストブルックは、第4Q残り7秒に同点のスリーを沈めて試合をオーバータイムに持ち込むと、OTではドライブとポストアップでマジックのディフェンスを破壊。サンダーの14点ビハインドで迎えた第4Q中盤からOT終了にかけての11分間だけで26得点をあげる圧巻のクラッチパフォーマンスを見せ、チームを114-106での逆転勝利へと導いた。
これでサンダーは、ウェスト9位のデンバー・ナゲッツに8ゲーム差をつけ、今季プレーオフ進出が確定。ウェストブルックは残り8試合で6.9アシスト、5.8リバウンドを平均すれば、シーズントリプルダブルの達成となる。
ボックススコア:「NBA」