ホワイトサイドが10ブロックで今季3度目のトリプルダブル達成
マイアミ・ヒートのハッサン・ホワイトサイドが、現地5日に行われたシャーロット・ホーネッツ戦で、自己シーズン3回目となるブロックでのトリプルダブルを獲得した。
約2週間の離脱から2日前に戦線復帰したばかりのホワイトサイドは、5日の試合にベンチから27分出場し、10得点、10リバウンド、10ブロックを記録してヒートの第4Q逆転勝利(98-95)に貢献。第4Q終盤には、マービン・ウィリアムズのレイアップアテンプトを片手で掴み取り、そのままヒートの速攻に繋げるスーパープレーを披露した。
1シーズンにブロックショットでのトリプルダブルを3回以上達成するのは、1995-96シーズンのショーン・ブラッドリー以来20年ぶりとなる。
ホワイトサイドは試合後、「かつて賢人はこう言った」というメッセージと共に、1950~60年代のNBAレジェンド、ビル・ラッセルの名言をTwitterに投稿:
「すべてのショットをブロックするのではなく、すべてのショットをブロックできるということを対戦相手に信じさせること」
– ビル・ラッセル
▼ホワイトサイド、ホーネッツ戦トリプルダブル
この日のヒート(29勝22敗)は、ドウェイン・ウェイドがチームハイの22得点、クリス・ボッシュが20得点、ゴラン・ドラギッチが12得点/9アシスト/8リバウンドと、ホワイトサイドを含めて合計4選手が二桁得点をマーク。ウェイドは第2Q終盤にファーストブレイクから豪快なワンハンドダンクを叩き込み、チームの士気を高めた。
またヒートは、5日の試合で9本すべてのスリーポイントに失敗。3P成功数0本で勝利を収めたのは2012年3月以来初となる。
敗れたホーネッツ(24勝26敗)は、ウィリアムズがゲームハイ27得点、ニコラス・バトゥームが21得点、ケンバ・ウォーカーが20得点で、3選手が20点以上を記録した。
ボックススコア:「NBA」