ウィザーズとヒート、オーバータイムでリーグ史上最少得点記録での決着へ
マイアミ・ヒートとワシントン・ウィザーズが現地11月18日に行われた試合で“史上初”を達成。オーバータイム5分間における両チームの合計得点でリーグ史上最少を記録した。
この日の試合は、ウィザーズの3点ビハインドで迎えた第4Q残り15秒に、ブラッドリー・ビールの絶妙なスキップパスからカイル・クーズマが同点のコーナースリーを沈めオーバータイムに突入。延長戦では、両チームともオフェンスが失速し、OT残り4分でのクリスタプス・ポルジンギスのダンクが最後のフィールドゴールで、残り2分50秒にクーズマが決めたフリースローが決勝点となる。
OTでのスコアは、勝利したウィザーズが3点、敗れたヒートが2点。現地メディアによると、延長戦で両チームの合計スコアが5点に終わったのは、リーグ史上最少記録だという。
今季9勝7敗のイースト6位タイに浮上したウィザーズは、ビールが27得点/8アシスト、クーズマが21得点、クリスタプス・ポルジンギスが20得点/17リバウンドをマーク。八村塁はベンチ出場から13得点/8リバウンドで勝利に貢献した。
一方で、ジミー・バトラーやバム・アデバヨ欠場で満身創痍だったヒート(7勝9敗)は、カイル・ラウリーが24得点/15アシスト/10リバウンドで奮闘。NBAキャリア13年以上のベテラン選手がトリプルダブルをマークするのは、レブロン・ジェームズ、ジェイソン・キッド、ラッセル・ウェストブルック、マジック・ジョンソンに次いで、ラウリーが5人目となる。
ボックススコア:「NBA」