ウィザーズのブラッドリー・ビール、肩の怪我で残りシーズン欠場へ
ダービス・ベルターンスに続いて、またワシントン・ウィザーズのロスターから主力の一人が離脱。今度はエースでトップスコアラーのブラッドリー・ビールだ。
現地7月7日、ウィザーズのトミー・シェパードGMは、ビールが今月末から再開されるオーランドでのシーズンに参加しないことを正式に発表。チームを離脱する理由は、右肩回旋腱板を負傷しているためだという。
シェパードGMによれば、ビールは今季序盤からずっと肩に痛みを感じていたとのこと。怪我を押しながらシーズンの大部分をプレイしていたが、3月からのリーグ中断期間中に症状がさらに悪化したという。
今季のビールは、自己キャリア最多でリーグ2位の30.5得点を平均。オールスターブレイク明けの2月末に2試合連続で50点ゲーム(1つはキャリアハイ55得点)を達成するなど、オフェンス面で大活躍を見せ、相棒のジョン・ウォールがシーズン全休していたウィザーズを3月の時点でプレイオフを狙える位置まで引っ張っていた。
▼55得点、2月24日バックス戦
現在イースト9位のウィザーズは、8位のオーランド・マジックと5.5ゲーム差。シーズン再開後は8試合しか残されていない。ただでさえプレイオフ進出は苦しい状況だったが、ビールとベルターンスの離脱により絶望的になったと言える。
ただ得点リーダーの2人が抜けたことにより、八村塁のボールタッチが大幅に増えるはずなので、その部分だけは楽しみだ。
なお同日、シーズン再開に参加するウィザーズメンバーは、開催地ディズニーワールドの隔離バブルへと移動。
この日はウィザーズの他にも、マジック、ナゲッツ、ジャズ、ネッツ、サンズが現地入りした。
参考記事:「NBA」