ベルタンスがわずか12分でファウルアウト、マブスが21点差でホーネッツに惨敗
NBAでは現地19日、ダラス・マーベリックスとシャーロット・ホーネッツがスペクトラム・センターで対戦。ホームチームのホーネッツがマブスを129-108の大差で下して連勝を4に伸ばし、2月11日以来5週間ぶりに勝率5割を超えた(36勝35敗)。
4日間で3試合目のロードゲームというタフスケジュールだったマブスは、主力メンバーからスペンサー・ディンウィディとレジー・ブロックの2選手が欠場。
ルカ・ドンチッチが自己最多タイのスリー8本成功からゲームハイ37得点で大奮闘するも、サポーティングキャストが揃って精彩を欠き、ドンチッチに次ぐ得点がフランク・ニリキナの12得点に終わっている。
▼ドンチッチは第3Qに15得点
この日のマブスは、特にダービス・ベルタンスが絶不調で、わずか11分48秒のプレイタイムで6つのファウルを犯して退場。得点(2)/アシスト(1)/リバウンド(4)の合計がファウル数と同じだった。
マブス移籍後のベルタンスは、14試合でスリー成功率28.8%と大苦戦。リーグ屈指のプレイメイカーであるドンチッチとフロアをシェアしても、なかなかシューティングスランプを抜け出せないでいる。
キャリア最初の4シーズンではスリー成功率41.1%を平均していたベルタンス。だが2020年のオフシーズンに5年/8000万ドルの大型契約を獲得して以降は大きく数字を落としており、サラリーに見合うだけの活躍をできていない。今後ベルタンスが、かつてのシャープシューターぶりを取り戻す日は来るのか?
▼ベルタンスのベストシーズン
ウルブズがウェスト6位浮上
なお同日に行われた他の試合では、ミネソタ・ティンバーウルブズがミルウォーキー・バックスに勝利。さらにその翌日の現地20日にデンバー・ナゲッツがボストン・セルティックスに20点差で大敗したことにより、今季ウェスタンカンファレンスの5~7位争いが激化することとなった。
▼3月20日時点でのウェスト4~7位:
- 4位:ユタ・ジャズ(45勝26敗)
- 5位:ダラス・マーベリックス(43勝28敗)
- 6位:ミネソタ・ティンバーウルブズ(42勝30敗)
- 7位:デンバー・ナゲッツ(42勝30敗)
ナゲッツに対してタイブレークを保持するウルブズが、プレイ・インを回避できるカンファレンス6位に浮上。現在ウェスト5位のマブスと同率6位のウルブズとナゲッツとの差はわずか1.5ゲームだ。なおウルブズとマブスは、現地21日と25日に直接対決。両チームにとって、プレイオフゲーム並みの重要な試合となる。
ボックススコア:「NBA」