ロビンソンが第4Qに23得点、ブルズがトリプル・オーバータイムでネッツに勝利
今季一番の大接戦となったブルズ対ネッツのシリーズ第4戦。ネイト・ロビンソンの大活躍で、ブルズがトリプル・オーバータイムに及ぶ死闘を制した。
試合は時間残り3分の時点でネッツが14点リード。そのまま終了するようにみえたが、そこからブルズが猛反撃を仕掛ける。
ロビンソンの活躍で得点を重ねたブルズは、残り23秒のジョアキム・ノアのレイアップで同点に追いつき、試合は延長戦に突入。ロビンソンは第4Qだけで23ポイントをマークした。
▼ロビンソンの第4Q
オーバータイムに入ってからは一進一退の攻防が続く。同点で迎えた延長残り2秒で、ロビンソンが勝ち越しシュートを決めるも、すぐにネッツのジョー・ジョンソンが応答。ブザーと同時に同点のシュートを決め、試合はダブル・オーバータイムに。
▼第1オーバータイムの最後: クレイジー!
第2オーバータイムは、両チームともなかなかフィールドゴールが決まらない展開。終了間際にブルズ勝ち越しのチャンスがあったが、ブルック・ロペスがノアのシュートを見事にブロックした。そして試合はトリプル・オーバータイムに突入する。
第3オーバータイムの中盤に入り、ようやくブルズがネッツを引き離し始める。最後は、大ベテランのナジー・モハメドがオフェンス・リバウンドからシュートをねじ込み、ネッツにとどめを刺した。
第2オーバータイムの途中で退場したロビンソンがゲームハイの34得点をマーク。この試合では、両チームから合計で5人がファウルアウトした。
完全な勝ち試合を棒に振ってしまったネッツにとって、この敗北はあまりにも大きい。シリーズをタイにしてホームに帰れるはずが、1勝3敗で崖っぷちに立たされることとなった。やはりバスケは最後まで何が起こるかわからない。
Thumbnail:「youtube.com/watch?v=IVnNfNlPnT4」