絶好調のロケッツがヒートに勝利で今季5勝0敗!!
現地4日、今季無敗同士のヒューストン・ロケッツとマイアミ・ヒートが対戦。第4Qにヒートの得点を14点に抑えたロケッツが勝利し、シーズン無敗の維持に成功した。
まだ開幕からわずか5試合だが、ロケッツの調子が最高にいい。5戦全勝で、そのうちの4試合がアウェイでの勝利。しかもそのうちの2つがバック・トゥ・バックだった。5戦すべてを二桁以上の得点差で快勝しており、いずれも相手チームを100点以下に抑えている。5試合のうち4試合が弱小チームとの対戦だったとはいえ、それでも完璧すぎるほどのスタートだろう。
この日の試合は第4Q中盤まで接戦となったが、残り6分からロケッツがトレバー・アリーザのスリーポイント3本を含む13-0のランで一気に点差を拡大。最終的に108対91の17点差で圧勝した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
HOU | 30 | 27 | 26 | 25 | 108 |
MIA | 31 | 24 | 22 | 14 | 91 |
▼ゲームハイライト
ロケッツは、ジェイムス・ハーデンが25得点、10アシスト、9リバウンドとあと一歩でトリプルダブルの大活躍。ドワイト・ハワードは26得点、10リバウンドのダブルダブルを記録した。
敗れたヒートは、クリス・ボッシュがチームハイの21得点、9リバウンドをマーク。ドウェイン・ウェイドは前半だけで15得点の好スタートを切ったが、第4Qの正念場では1本もフィールドゴールを決められなかった。
トレバー・アリーザがアツい
今季のロケッツで興味深いのが、チャンドラー・パーソンズに代わりスターティングSFを務めるトレバー・アリーザの存在だ。
アリーザは過去5試合で1本もミドルレンジからのシュートを決めておらず、フィールドゴールのすべてがスリーポイントもしくはレイアップによるもの。なんとスリーポイントの成功率は35本中21本の60%で、1試合につき17.6得点、5.2リバウンド、3.2アシスト、1.8スティールを平均している。
▼アリーザの2014-15ショットチャート
もちろんこんなクレイジーなスリー成功率がシーズンを通して続くことはないだろうが、今のところアリーザは要求された仕事を完璧にこなし、ロケッツのスタイルに見事にフィットしている印象だ。4日のヒート戦でも、8本中5本のスリーを沈め、19得点を記録している。
ロケッツは次の2試合で、サンアントニオ・スパーズとゴールデンステイト・ウォリアーズをホームで迎え撃つ。ここで本当の力が試されることになるかもしれない。
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